キム・カーダシアン(31)の話題がこれでもか、これでもかと続くアメリカ。海を渡り、イギリスでも再び彼女の名前がメディアを騒がせていると思ったら、なんとアノ不動産の購入を検討中だという。
キムというのはリアリティ・タレントとして有名になってしまったが、実は大変な資産を誇る実業家。モノポリー・ゲームを地で行くご令嬢セレブなのである。そんな彼女が今興味を示している物件は、なんとデヴィッド・ベッカムのファミリーが暮らしたあの御殿だそうだ。
ご存じの方も多いと思うが、デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカムは英国ハートフォードシャーの東に位置する、ソーブリッジワースという土地の大変豪華な「御殿」で新婚生活を送っていた。しかし07年にはLAギャラクシーでプレーすることになり、2010年秋には「米国の市民権獲得を検討したい」との発言もあった通り、ファミリーはビバリーヒルズ暮らしが気に入ってしまっている。
またしてもギャラクシーとの契約を更新したベッカムは欧州での暮らしをついに諦めたと見え、イギリスとフランスに所有していた不動産の売却を決意した。そして今、英大衆紙『Sun』はキム・カーダシアンがその「御殿」の購入に乗り出したと報じている。LAの不動産業者を通じて見学の意思を現地の業者に伝えてもらったそうだが、彼女は「家族がヨーロッパに滞在する際の拠点にしたい」という考えを口にしており、ベッカム側の負担で改修工事が施されたという点にも満悦しているそうだ。
売値は約18ミリオンポンド(約24億円)というその御殿。敷地内にはヘリポートやゴルフコースまであるというが、ベッカム夫妻が購入した1999年当時そのお値段は2.5ミリオンだったそうだ。それが7倍にもハネ上がったのは、やはり“ベッカムが新婚時代を過ごした御殿”という付加価値によるものであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)