米国で22日、キム・カーダシアン(31)は新しい香水を発表するハッピーイベントで、動物愛護団体の活動家であるアジア系の女性に小麦粉を浴びせかけられてしまったが…。
高級毛皮を愛する女性セレブが、有名な動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)の活動家に小麦粉をブチまけられるという事件は欧米、中でもアメリカで起きやすい。実は今回の事件、キムがNBA選手とのスピード離婚で世間から嫌われ者になっていることとは関係がない。PETAは毛皮を度々愛用しているキムについて昨年12月に非難の声明を発表しており、その活動家の一人が怒りを募らせてつい過激な行為に出たと見るのが正しいようだ。
髪や衣類ばかりか、大事なイベントを汚されてしまったキム。その直後は冷静に振る舞い仕事をこなしていたが、さすがに弁護士の娘である。やはり鼻息を荒くさせ、訴訟の準備に入ったようだ。PETAは今回のその女性の行動には一切関与していないとしながらも、「キムがその女性を訴えるとなれば、動物の虐殺を利己目的で容認する冷淡な人間だということを自ら認めるようなものです」などとコメントし、その女性の行為に賛同の立場をとっている。
さて、キムが訴えようとしているPETA活動家のアジアンガールの詳細が分かって来た。彼女の名はクリスティーナ・チョーという韓国系アメリカン。これまで幾度も、哺乳動物に見立てたペイントを施した裸体で動物虐殺反対のデモを行ってきたが、05年には祖国である韓国ミョンドン(明洞)の繁華街においても同様の活動で逮捕された他、10年にはニューヨークで開催された『Women’s Conference』において、有名デザイナーのダナ・キャランからマイクを奪い取るという行動にも出ている。
特に米国のPETAは、呆れるほどクレイジーな行動に出る活動家をたくさん抱えている。彼らの攻撃を恐れ、本当に多くの女性セレブが米国内での毛皮の着用を避けているのもまた事実であり、キムの度々の毛皮スタイルこそ“大胆不敵”と見る向きも多かった。彼女はこれ以上イメージをダウンさせるより、ここはじっと耐えた方が賢明であろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)