イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】小麦粉をブチまけられたキム・カーダシアン、訴訟も検討中。動物愛護団体PETAは大バッシング。

「お嬢様セレブ」キム・カーダシアン(31)が、新フレグランスを発表すべく晴れの舞台で大量の小麦粉をブチまけられたのは、先週木曜日のこと。動揺を隠し仕事を疎かにしなかったキムの態度は大変な反響を呼んだが、キムは“実行犯の女”に対しても「告発する気はないわ」などと発言。女は事件後まもなく釈放されたことまでは先日お伝えしていたのだが、意外な後日談が飛び込んできた。

キム・カーダシアンがウェストハリウッドのホテルで大量の小麦粉をブチまけられるという事件は、まさに世界中で大々的に報道されることとなった。有名人がアンチに小麦粉をブチまけられるという事件は、欧米では稀にある話。だが、新フレグランス発表の日を台無しにされながらも動じることなく仕事をやり遂げたキムの態度は素晴らしく、多くのアンチをもファンにする立派なものであった。

「告発する気はないわ。」

そんな意向を明かしたため小麦粉をまいた女もすぐに解放されたが、時間が経つにつれキムの心境に大きな変化が生じたらしい。キムはなんとあの大人発言を翻し、女を訴える構えに転じているのだという。確かに事件当日のキムの態度は立派であったが、あのような形でキムを侮辱した女の行為は許されるべきものではない。意見を変えたからといって誰にもキムを責める権利はないはずだが、かねてよりキムの毛皮着用を声高に批判してきた動物愛護団体PETAは、この動きにどうしても賛同できないでいる。PETAは今回の事件と団体との絡みを認めてはいないが、“キムの毛皮着用”が事件の背景にあるとされる点についてはおおいに賛同。そのメッセージ性をサポートすることを明かした上で、芸能情報サイト『TMZ』に対して以下のようなコメントを寄せている。

「もしキムが(女性を)訴えることになれば、彼女が残酷な(動物の)死を利己的に、また冷淡に軽視していることを人々は今後も忘れないでしょう。(動物の惨殺は)彼女が毛皮を着用するせいで起こっていることでもあるのですから。」
「キムが金をかけて手に入れた毛皮や珍しい動物の革製品をホームレスに寄付することでイメージアップを図れば、今よりずっとマシでしょうね。(キムに小麦後をブチまけた)活動家は、ハートがあるからあのような行動に出たのです。一方キムにはハートがないようです。」

なかなか厳しい批判を繰り広げているPETAであるが、確かにその言い分にも一理ある。だがあのような形でキムを侮辱する行為は犯罪に他なるまい。物事には相応しいアプローチがあってしかるべきだが、あの方法は果たして適切なものだっただろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)