米国東海岸の名門ブラウン大学を休学した女優エマ・ワトソン(21)が、同大学と提携している英オックスフォード大学に編入し、3年生としてそちらで学業を再開したことを昨年10月にお伝えしていたが…。
エマはその後、ブログにもキャンパス内で分厚い本を数冊抱え、親指を立てて微笑む自分の写真を公開するなど、地元の名門オックスフォードへの編入がそれは嬉しかった様子。学業優先のスタンスを明確にし、ファンには“ハーイ”と“バーイ”を言いたかったと綴った。ただしこれは“海外留学”であり、4年次にはまたブラウン大学に戻り、そちらで卒業する旨を明らかにしている。
そんなエマについて、ある映画出演をきっかけに「オックスフォードをドロップアウトした!」という噂が飛び交った。脚本および監督はソフィア・コッポラという新作映画、『The Bling Ring(原題)』の撮影がいよいよ始まったが、主演はエマでロケ地は米ロサンゼルス。案の定彼女は今、カリフォルニア州カラバサスに滞在している。
だがご安心を。エマはオックスフォード大学で取るべき単位を取得し、今期の学業をしっかりと終わらせた所で渡米した様子。かつてもブラウンからオックスフォードへ移るまでの少しの期間を利用し、『The Perks of Being a Wallflower(原題)』という作品を米ペンシルベニア州で撮っていた。彼女は有言実行のタイプ、学業と仕事をきちんと両立させていることがよく分かる。
もっともハリウッド側から見れば、彼女の学業の合間の貴重な時間をめぐり、熾烈な「争奪戦」が繰り広げられているということ。仮に本人が色々な役に挑戦したいと思っていても、そのヒマすらないのだ。今のエマは選んでいい作品に出演しているということになる。
ちなみにこの『The Bling Ring』は、ハリウッド・セレブの邸宅ばかりを狙って空き巣に入った実在のティーンエイジャー窃盗集団の犯行の数々を映画化するもので、やはり話題性はタップリである。エマもバッドガールを演じるのであろうか、本人もワクワクしていることであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)