エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「神様に指名されて」。大震災から1年後の3.11で26歳。篠田麻里子が心境綴る。

AKB48の篠田麻里子が、東日本大震災から1年が経過した3月11日に26歳の誕生日を迎えた。彼女はブログで1日も早い復興を願うと共に、3.11に誕生した自身について心境を綴っている。

篠田麻里子の誕生日が、3月11日とは知らなかった。彼女のブログ『Diary』では、その日は「大震災から1年」と書き出すと、AKBとして被災地を訪問したことを振り返る内容が続くのだ。

AKBはこの1年間、毎月被災地を訪問してミニライブを行ってきた。当初は「迷惑なんじゃないか、邪魔になるんじゃないか、と不安でした」と篠田は記している。

しかし、いざ実行してみると、多くの方が見に来て喜んでくれたのだ。彼女も「もっと早く行けば良かった」と、そんな不安は懸念であり逆に「胸が熱くなりました」と綴る。

AKBとしてそうした活動をしてきた篠田は、この日、改めて「1年たった今、復興への課題がたくさんあります。そして困難もあると思います」という。彼女は「少しでもポジディブに生きられたらいいな」、「笑って前を向いて楽しく生きていけたら」と、そんなことを考えてきたのだ。

そして彼女が「これは私の生涯の使命。神様に指名されて、世の中の役に立てと言われているような気がします」と決意を綴った時に、その特別な感情に気づかされた。「この日に生まれたことに誇りを持つ…」と、彼女が記したことで誕生日が3月11日だと分かったのである。

AKB48と関連グループは、2012年3月11日に専用劇場で『東日本大震災復興支援特別公演』を同時開催した。

ブログでもAKBメンバーが次々と震災と復興に関して綴っている。前田敦子、大島優子、柏木由紀、指原莉乃、仲谷明香、梅田彩佳、北原里英、仲川遥香、片山陽加、高城亜樹、前田亜美、宮崎美穂、近野莉菜、中田ちさと、藤江れいな…NMBメンバー、SKEメンバー、SDNメンバーとまだまだ更新が続く。

その内容の多くが「“笑顔と元気”を届ける為に歌って踊りたい」という主旨であることに感動した。メンバーが同じ目的に向かう時、その力は大きなものとなる。もちろん、それは篠田麻里子の思いともつながっているのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)