篠原涼子でおなじみの『オリックス VIP ローンカード』のCM。このCMの特別バージョンに篠原の部下役として篠原真衣が主役で登場する。彼女には珍しく関西弁のセリフがあり、篠原涼子バージョンに対抗するかのような痛快な内容となっている。

女優の篠原涼子が『オリックス VIP ローンカード』のテレビCMに登場し始めてから早くも6年が経つ。毎回、彼女の魅力とCMの内容がマッチングして楽しめる事から長期に渡り起用されてきたのだろう。

現在、放映されている「ボヤキ篇」ではラーメン屋で昼食をとる部長役の篠原涼子が携帯電話やスマホで写真撮影やツイッター、ゲームをする周囲の若者客にため息まじりで「しょーもないことで、いっぱいいっぱいじゃない!?」とボヤく。そんな彼らのライフスタイルに『ゆとり、ある？』と問いかけるCMだ。

その時に隣の部下が「部長、何か言いました？」と返して篠原涼子が「別に」と白けるのだが、その部下役の篠原真衣がなんと同CMの「ボヤキ篇」特別バージョンに主演することが分かった。

しかも舞台は本家、篠原涼子バージョンと同じラーメン屋の設定で篠原真衣が憧れの部長（篠原涼子）を真似てボヤくという内容だ。彼女はなぜか関西弁で「いっぱいいっぱいちゃうん！」とボヤく。だが、ラストシーンだけは篠原涼子とは違うオチが待っているという仕掛けがあるのだ。

CMの撮影当初、セリフがなかなか言えずに悪戦苦闘したという篠原真衣。そこで大阪生まれの彼女が関西弁で挑戦してみるとなんと1発でOKとなったのだ。セリフの内容は篠原涼子とほぼ同じであり、逆に関西弁にしたことで彼女の魅力が光るCMとなったのである。

2007年のアサヒビールイメージガールに選ばれるとテレビ東京ドラマ24『死化粧師』で女優デビューを果たした篠原真衣は舞台、CMと並行して雑誌『MEN’S CLUB』や『Soup.』でモデルとしても活躍。4月からスタートする金曜ナイトドラマ『都市伝説の女』では、主演の長澤まさみと婦人警官役で共演することも決まっている。この春は『オリックス VIP ローンカード』のCMとあわせて篠原真衣の活躍が楽しみだ。

この篠原真衣が主演するCM特別バージョンは限定版として3月19日より24時～朝の時間帯で関東・中京・関西および宮城地区にて放映されている。朝～夜24時までは篠原涼子による通常バージョンが流れるので比較できるのが嬉しい。4月からはテレビ朝日「報道ステーション」の放映時間、金曜日の21：54～23：10内で放映されることも決まっているそうだ。こちらは篠原麻衣バージョンが毎月の最終週のみ、篠原涼子の通常バージョンは最終週以外に全国で観ることができる。部下と上司・W篠原のボヤキを見比べてみたい。

■参照　『オリックス VIP ローンカード』「ボヤキ篇」 http://credit.orix.co.jp/cm/
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）