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writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】「出演するだけお金が掛かる」バナナマンが本音で語る『みなさんのおかげでした』の“買うシリーズ”。

『みなさんのおかげでした』の名物企画、“買うシリーズ”。なにも聞かされていない芸人を店に連れ出し、高額商品を強引に自腹で買わせる企画だ。この企画はあくまでも「高くても使える、良い物を買う」がコンセプトであるため、購入後にグチをこぼす芸人は少ない。しかし本心ではどうだろうか。いまやこの企画の常連となっているバナナマンの2人が本音を吐露した。

3月22日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)は、バナナマン・設楽統が同局の新番組『ノンストップ!』で月曜から金曜までの帯番組出演が決定したということを受けて、有名ファッションブランド“ヒューゴ・ボス”でスーツを買おうというものだった。最初は「スーツは、衣装で用意してもらうから必要ない」と嫌がる設楽ではあったが結局、月~金曜日に着用できる計5着、合計125万円のスーツを自腹で買うことになった。この企画で、過去に設楽はスーツ27万円、日村勇紀は時計やスーツなど合計300万円ほど支払っており、図らずもレギュラーになってしまっている。そんなバナナマンが『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』Podcastで、本音を吐露した。

実際のところ、この番組は出演料を考えても出演するだけお金が掛かるという。しかし設楽は、この“買うシリーズ”を肯定的に捉えていた。本音は「このお金があれば、(自分の欲しいモノの)何が買えただろう?」と思うこともあるそうだ。だが同じ300万円を使うのでも、視聴者に喜んでもらい、品物も本当に良いものだからと「有意義にお金が使えた」と結果としてはとても満足していると語った。また日村は、この企画に出るようになって、田舎のおばさんにまで(この企画で購入した)時計の話をされ、認知度が上がっていることを実感しているようだ。

この企画、本当に自腹なのかという疑惑もあるが、設楽の発言を聞く限りでは、それを勘ぐる余地はないように思える。設楽は、本気でお笑いに取り組んでいるのだから、「買わされてかわいそう」と思うのはやめて欲しいと語る。ならば、新番組『ノンストップ!』で“ヒューゴ・ボス”を着用している設楽を見て、笑ってしまおうではないか。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)