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writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】実は熾烈な戦い! “桜開花予想合戦”。森田気象予報士「完敗を認めないと…」。

なかなか気温が上がらないここ最近の日本列島。今年の桜はいつ咲くのか。三社の気象会社がそれぞれ予想を出し、今か今かと春の訪れを待っている。

3月21日の『森本毅郎・スタンバイ!』(TBSラジオ)に出演した気象予報士の森田正光氏が、桜(ソメイヨシノ)の開花予想について語った。なんと日本では主に三社の民間の気象会社が、熾烈な予想合戦をしているという。

それぞれの最新版の開花予想は次の通り。日本気象協会は、一番早く開花する場所は高知で3月22日、東京は3月30日と予想。ウェザーニューズは高知で3月24日、東京は3月29日。ウェザーマップは静岡・高知で3月25日、東京は3月30日に開花と予想している。これはいずれも例年に比べて遅めであるらしい。“三社三様”それぞれ予想が違うのだが、このウェザーマップの代表取締役を誰あろう森田正光氏が務めているのだ。

さらに驚きなのが、社長である森田氏の個人予想があるということ。森田氏は、東京は4月1日に開花すると予想している。これに対して、番組パーソナリティの森本毅郎氏は「おたくの会社と社長で予想が違うのはおかしい。どちらかにして欲しい」と指摘した。しかし、森田氏は「社員の数が多いので『いいかげんなこと言うな。』と怒られちゃうんです」といいつつ、しっかり自分の予想も公表した。この放送の約4時間後の同日の21日、気象台は高知市でサクラが開花したと発表した。

この熾烈な、桜開花時期予想合戦。一番近いところで24日と予想した日本気象協会の勝利と言っていいのだろうか。森田氏も自身の21日付のブログ『チーム森田の“天気で斬る!”』に「本日、高知が開花すると、完敗を認めないといけません。咲いてもらいたいような、咲いてもらいたくないような不思議な感じ」と綴っている。そして、この後、東京の開花予想へと続く。次はどの社に勝利の桜が微笑むのか楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)