エンタがビタミン

writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】自分のシーンがばっさりカット。“使われるコメントできなかった”。猛省する柳原可奈子のプロ意識。

かねてより大のモーニング娘。ファンを公言するお笑い芸人の柳原可奈子。その柳原が、ある音楽番組でドリームモーニング娘。と文字通り“夢のような”共演を果たした。喜びのあまり「ギャラはいらない」とまで言った柳原であったが、実際のオンエアを見て一転、大きな衝撃を受けたという。

柳原可奈子がドリームモーニング娘。との共演を実現させたのは、日本テレビ系列の『Music Lovers』である。毎回アーティストのスペシャルライブや、そのアーティストへの思い入れが強いタレントをゲストとして招待。番組はライブとトークを織り交ぜながら進行していく。ここにドリームモーニング娘。がアーティストとして登場するということで、「子どもの頃からモーニング娘。の大ファン」を自称する柳原がゲストとして呼ばれたのだ。柳原にとってはまさに「夢叶ったり!」の“大事件”ではあったが、実は収録後日、痛烈なオチが彼女を見舞っていた。これについて柳原は、自身のラジオ番組『柳原可奈子のワンダフルナイト』(ニッポン放送)で明かしている。

当初『Music Lovers』の出演を、非常に喜んだという柳原。収録ではライブを最前列で観覧し、大好きなドリムス。のメドレーを堪能した。その後のトークでは「ドリームモーニング娘。は日本の宝です」、「今日はこんなに大満足ですからギャラ要らないです」と感極まって“ギャラ不要”まで宣言したという。しかし、実際のオンエアを見た柳原は“芸人”として大きなショックを受けた。なんと柳原の出演シーンが、ことごとくカットされていたのだ。ライブを最前列で観ていたはずの自分の姿はほとんど確認できず、あれほど盛り上がったトークシーンもバッサリカット。これにはさすがの柳原も「素敵なライブにお招きいただきましてありがとうございます! しかし、バッサリカット!!」、「(スタジオに)居ないことになってる」、「ギャラもらうけどね~! 知るか!」と苦笑い。そして、「改めてタレントは使われるコメントをしないとだめだ」と反省していた。

実際のオンエアでは、確かに出番は少なめだが「居ないことになってる」ほどではない。それでも柳原は、タレントとしてオンエアで「使われるトーク」ができなかったことを悔やんでいるのだ。ドリームモーニング娘。の一ファンであると同時に自分も彼女たちと同じ、生き馬の目を抜く芸能界を生きるタレントである。出演するからにはプロの仕事をしなければいけない。そんな思いが反省の言葉となって口をついたのか。『笑っていいとも!』をはじめとし、今や7本近いレギュラー番組を抱える売れっ子の柳原可奈子。支持される理由は、彼女のこのプロ意識の強さにあるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)