これまでのクロエ・カーダシアン(27)は、動物愛護団体PETAを支持する立場にあった。だがこのたび、クロエの実姉キム・カーダシアン(31)が新作フレグランス発表の場で大量の小麦粉をぶちまけられる事件が発生。犯人の女がPETA活動家であることが判明するや否や、クロエはPETAとの関係を一切断つ決意を表明した。
キム・カーダシアンが新作フレグランス発表の場で小麦粉まみれにされた事件は、まさに世界中で大きく報じられた。小麦粉をキムに浴びせた女はPETA活動家であるとみられているが、この一件でキムの実妹クロエ・カーダシアンはまさに激怒。かつてはPETAの活動に賛同し、「毛皮? そんなものを身に着けるくらいなら裸のほうがマシ。」と訴えるポスターをヌードで飾ったりもしていたのだが、今後はこの団体と一切関わる気はないという。PETAは“今回の事件に直接関与しているのでは?”という報道を否定しているが、クロエの怒りは静まらない。クロエは自身のサイトに以下のようなメッセージをアップしている。
「皆さんはもう、先週キムに何が起こったかを知っているわよね。(キムに示してくださった愛とサポートに感謝しているわよ。)私はたった今、犯人の女はPETAとの関係が深いって聞いたの。PETAは公にそれを否定しているけれどね。」
「PETAは一般の人々に嘘をついただけでなく、このような行いをサポートするってことを証明してみせたのよ。私は長い間PETAを支持してきたけれど、イジメに反対だってことも声高に主張してきたの。だから今回の一件には本当に失望してしまった。皆さん、知っているでしょ? 私は暴力的行為やイジメを容赦しない。だけど先週木曜日に起こってしまったことは、まさに暴力だしイジメだわ。」
「私は今回の彼らの振る舞いに本当にうんざりしている。誰しも信念や意見を持つ権利はあるわ。私は毛皮を着たりしない。だからって、自分の考え方を他人に押し付けるつもりなんてないの。特に(毛皮を着る人々を)冒涜するという行為ではね。私は今、誇らしい気分でいっぱい。だってキムは、先週の事件を立派な態度で乗り切ったんですもの。小麦粉をはらった後、わずか数分で会場に戻って行ったのよ。」
こうメッセージを送るクロエは、今後も毛皮は着用しないと宣言しつつも「もうPETAのサポートはしない」とも明言している。
PETAの活動趣旨はよく分かる。だが小麦粉を撒き散らすことで何かが解決するのだろうか。適切なアプローチに転じない限り、彼らの行動や活動が成果に結びつくのか甚だ疑問である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)