ジャニーズアイドルグループ嵐の二宮和也は、タレント、ベッキーと以前にドラマで共演したことがある。だが彼は、ベッキーがバラエティ番組などでその話題に触れないことに不満を感じているようだ。二宮が嵐の番組にゲスト出演した彼女にその件を追及すると、意外な理由が返ってきた。

人気グループ嵐のメンバーとやはり人気のあるタレント、ベッキーが共演することは珍しい。昨年の6月、テレビ『ひみつの嵐ちゃん』にその彼女が歌手“ベッキー♪＃”として“VIPリムジン”のコーナーに出演したことがある。その際の未公開映像が、今年の3月15日に同番組で“VIPリムジン未公開スペシャル”として放送されたのだが、そこでベッキー♪＃から意外な事実が明かされた。

企画は二宮和也と松本潤がベッキー♪＃の自宅を訪れて、『何をするでもなく一緒にウダウダする』というものだった。話の中でベッキー♪＃が「AKBの大島優子ちゃんとメル友」と明かしたり、仲間うちでは「二宮さんのことは“ニノ”と呼ぶ」などの話題が飛び出して和んでいた。

だが、二宮和也はそんな彼女からドラマで共演した話題が出ないことで、内心イライラしていたようだ。やがて彼の方から「共演したよね」とその件に触れると、ベッキー♪＃は思い出したようにドラマのビデオテープを持ってきたのである。

それは、2003年7月からTBS系で放送されたドラマ『Stand Up!!』だった。二宮和也に山下智久、成宮寛貴、小栗旬というイケメン4人が高校生役で主演しており、鈴木杏や釈由美子、そしてベッキーが共演しているのだ。ストーリーは、高校2年生の4人が童貞を卒業する為に苦心する高校生活を中心に描かれている。

ベッキー♪＃が「これで共演したんです」と笑顔でそのビデオテープのケースを見せると、二宮は不満げに「なんで、そのことを（いつも）話さないの？」と問い詰めた。

すると、彼女は突然真面目な顔になり「あまり記憶に無いから」と答えたのだ。それには二宮も苦笑して反論できなかった。当時、嵐はまだブレイク前で今ほどの人気は無い。ドラマ『Stand Up!!』もヒット作とはいえず、さらにベッキーも目立つ役ではなかったようだ。二宮が彼女のそんな複雑な気持ちを読めずに追及したことから、思わず本音を聞く羽目になったのだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）