発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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中国重慶市で、突然倒れて手術を受けた女性の脳から約10センチメートルの寄生虫が見つかった。手術で寄生虫は摘出されたが、麻痺などの後遺症が残り、現在女性は日常生活にも支障を来す状態だという。
中国ニュースサイト『新華網』が報じたところでは、女性が倒れたのは3年前。以前からめまいや吐き気に悩まされていたらしい。医師によれば、これはマンソン孤虫症と呼ばれるマンソン孤虫が引き起こす病気だそうだ。マンソン孤虫はイヌやネコの腸に一般的に寄生するマンソン裂頭条虫の幼虫で、通常カエルやヘビ、トリなどの体内に寄生し、これらを摂取したヒトへも感染する。その感染者は世界各国から報告されており、なかでも中国、日本などのアジアに患者が多い。
中国では、味が淡白で鶏肉に似ていることから食用ガエルを「田鶏」と呼び、揚げ物や炒め物、鍋物などで日常的に食している。手術を受けた女性も、「カエル鍋を好んで食べていた時期がある」と話した。
マンソン孤虫の感染の多くは皮膚寄生とされているが、今回のように脳や目に感染するケースもある。医師はささみ肉やカエル、ヘビを食べる際には十分に火を通すなど、注意が必要だと呼びかけた。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)