昨年夏のこと、出産を控えたヴィクトリア・ベッカムは、「4人目の子は母乳で育ててみたい」と宣言していたが、彼女はその夢をしっかりと実現させていたようだ。
先に3人の男児を出産していたヴィクトリアだが、その後ついにファミリー待望の初の女の子、ハーパー・セブン・ベッカムちゃんを腕に抱いた。それまでの育児は粉ミルクとナニーさんが頼りであったが、「家族と一緒に、自分の手で素晴らしい育児を経験してみたい」などと語るヴィクトリアの豊かな母性に、人々はビックリしたものである。
あれから7か月、ヴィクトリアは英紙『The Guardian:Weekend』に、「娘にオッパイを与える瞬間はまるで天国にいる気分」とその喜びを語った。彼女は宣言通り、ハーパーちゃんをきちんと母乳で育てていたようだ。
「昨年の夏は、もうあちこちでポロッと胸を出していたわ。そう、初めて母乳育児を体験したの。とても幸せなひと時ね。それにハーパーはとてもいい子だから助かっているわ。」
ここで比較されてしまったのは上のお坊ちゃまたち、ブルックリン君(12)、ロミオ君(8)、クルズ君(6)である。ナニーさんを雇っての育児であったが、それでも彼らは総じて手がかかったそうだ。
「男の子の育児はハードだったわね。空気をいっぱい飲みこんで激しい腹痛を起こしたり、全然寝なかったり。ブルックリンなんて24時間、20分おきにあらん限りの声で泣き喚いていたのよ。もちろん子供への愛は全く平等。でもハーパーを見ていると、上の子たちがこれくらいの時は比べものにならないほど大変だったと感じるわ。」
ちなみにあのロケット弾のような過去のオッパイは、「豊胸手術によるもの。でもすでに抜去してもらった」と認めているヴィクトリア。彼女は医師にいくら大丈夫だと告げられても、やはり豊胸した胸での授乳にはためらいがあった様子だ。母性を優先させ、巨乳こそ失ったものの、代わりにとてつもなく大きな幸せを手にしたヴィクトリア。素晴らしい拍手を送りたいと思う。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)