歌手マドンナ(53)による『第46回NFLスーパーボウル』ハーフタイムショーについては、先にお伝えした通り、パフォーマーの一人であるラッパーのM.I.A.が中指を立てて大きな騒ぎになってしまった。彼女をフィーチャーすると決めた、いわば雇い主のマドンナはというと…。
マドンナにしてみれば、彼女のニューシングルでもある『Give Me All Your Luvin’』が、お茶の間の人々からどのような評価を得たか、そちらを知りたいのだ。ところが話題はといえば、M.I.A.の「中指おっ立て事件」ばかり。マドンナにとって、これはやはり面白くなかった。このほどライアン・シークレストのラジオ番組に出演した彼女は、M.I.A.への強い批判を口にした。
「まるでティーンエイジャーだわ。愛、エネルギー、そしてポジティヴィティに富んだあのようなイベントで、彼女がやったことはあまりにも的外れな行為よ。」
M.I.A.は36歳、確かに分別に欠いた暴走であった。もっとも彼女はその後反省しており、マドンナにも直々に謝罪してきたそうだ。ふーむ、マドンナは数年前のこと、セクシャルなあの曲を「ローマ法王に捧げます」と言って歌い、ひんしゅくを買っていた。しかも彼女は決して謝罪などしない。M.I.A.の方が素直といった気もするが、果たして彼女を許してあげたのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)