ヨーテボリのランドヴェッテル空港で26日、不審な鞄が放置されているのが発見され、空港利用客らに対し避難指示が発令された。これによって多くのフライトがキャンセルとなり、また2000人以上の乗客に影響が出るなどの混乱が発生した。

ランドヴェッテル空港の国際線ターミナルに放置されていたこの鞄は、空港内をパトロールしていた警察官によって発見された。

置かれていた状況からこの鞄は不審物と判断されたため、空港利用客らに対し避難指示が発令され、またランドヴェッテル空港の全発着便の利用を全て中断した。

4時間に及ぶ調査の結果鞄の中身は危険物ではないことが明らかとなり、同日夜に避難指示は解除された。しかし、これによって多くのフライトに遅れが生じただけでなく、30便のフライトがキャンセルされ2000人以上もの乗客が空港に足止めを食らう羽目となった。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）