アイドルユニット、新選組リアンの元リーダー、森公平がテレビ番組で「プロデュースした人がいなくなった」と島田紳助氏に言及しつつ、今後の展望について語った。新選組リアンは最近メディアに登場する機会も少なくなっており、彼らも今後の動き方を模索しているようだ。
新選組リアンは「大学生5人で結成された、京都発のアイドルユニット」といった一風変わったコンセプトを持つ。彼らをプロデュースしたのは島田紳助氏で、2009年に彼がMCを務めるテレビ『人生が変わる1分間の深イイ話』から華々しくデビューしたのである。
しかし、彼らは同じく島田氏が手がけた「羞恥心」のような大ブレイクには至っていない。2010年にはイベントで『2万人と握手できなければ丸刈り』の公約を達成できなかった森公平は、その後リーダーを退任している。
その森が2月26日放送の『行列のできる法律相談所』に出演して、彼らの今後について語ったのだ。MCから新選組リアンの調子を尋ねられた森は、「プロデュースした人がいなくなっちゃったからですね」と島田氏が引退してから指針を失った状態だと明かしたのである。
さらに森はこの間の新選組リアンの低迷について、「僕は『もっと、しっかりやれ』と言われてリーダーをクビになりましたから」と自身の力が及ばなかったことにも触れていた。
彼は新選組リアンが現状を打破する為には、進む道をアドバイスしてくれるプロデューサー的な役割が必要だと話し、「師匠を探しているんです」と共演していたタレントの中山秀征に熱い視線を向けたのだ。
中山はこの日、ホンジャマカの石塚英彦や劇作家や映画監督で活躍する三谷幸喜と同期で、無名時代には一緒にコントを作っていたエピソードを紹介したのである。それを聞いた周囲も新選組リアンの面倒を見るのに、中山は適役だと言い出したことによる。
森は「師匠になってください!」と再び頼み込んだが、中山からは「はっきりいって、知らね~よ!」と相手にされなかった。話術で活躍してきた中山にしてみれば、プロデュースを頼まれても困るのだろう。
新選組リアンは現在、舞台やライブでメンバーが個人での活動をしており、それぞれに熱意は持ち続けているのだ。森公平の言うように彼らをまとめるプロデューサーが出てくれば、ユニットで再び活躍してくれそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)