大ヒット映画『タイタニック』(1997年)のサウンドトラックに収録された名曲中の名曲『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』で、世界中の音楽ファンを魅了した歌手セリーヌ・ディオン(43)が、声帯の不調に苦しんでいることが判明した。
体調不良を理由に、ラスベガスはCaesars Palaceで予定されていたショーを複数キャンセルすることを発表して間もない歌手セリーヌ・ディオンが、声帯の炎症により当初の予想以上に長い期間仕事ができない状態に陥っていることが判明した。
いくつかのショーをキャンセルし休養すれば近く復帰できるはず。セリーヌ本人はもちろん、ファンもそう強く望んでいたが、炎症を起こしたセリーヌの声帯を診察した医師団は「せめて6~8週間は休みなさい。」と彼女にアドバイスしたのだという。この申しつけを守り体調を万全にするためにも、次回のステージは6月9日まで先送りにされる可能性が高いようだ。
セリーヌはよほど喉の調子が悪かったのだろう。月曜日にLAに飛び専門医の診察を受けているのだが、声帯の右側がすっかり弱ってしまっているとの診断が下されている。
「私の思っていた以上に(声帯の)状態が悪いようです。」
「当然のことですが、歌手にとってはショーができないほど最悪なことはありません。ファンの皆さんをガッカリさせてしまい、余計に心が痛みます。本当にごめんなさい。皆さんが私を許してくださることを願っています。」
セリーヌはこのような声明を発表しているが、彼女を愛するファンは元気に復帰することを願い世界中からエールを送っている。
6月9日に復帰後、8月19日までショーを続けるというセリーヌ。そのパワフルでいて清らかな歌声が戻る日をファンはただ待ち望んでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)