エンタがビタミン

writer : eri

【エンタがビタミン♪】「助けてくれ~! 」雪山で遭難して死にかけたGACKT。

GACKTがテレビ番組で雪山で遭難した過去を告白した。普段は落ち着いている印象の彼だが、自分の身に降りかかった危機的状況の中、意外な行動に出たのである。

『新堂本兄弟』(フジテレビ系)にゲスト出演したGACKT。以前、この番組のレギュラーだったこともあり、気心が知れたメンバーと和気あいあいの雰囲気で番組が進行された。しかし、一緒に仕事をしていた仲とはいってもそこはGACKT。他のメンバーの知らない彼のプライベートな情報が次々と明かされたのだ。

家の中に滝があったり、自宅にシェフを呼び80人ものゲストを招いてパーティをしたりと、凡人にはわからないプライベートを過ごしているGACKT。そんな彼の口から、昔雪山で遭難した過去が語られた。

GACKTは、ある夜、眠れなかったために雪山へドライブに行ったことがあった。慣れた道なので雪があっても大丈夫だと思ったようだが、その考えが甘かった。雪で視界が悪く、崖から落ちてしまったのだ。さすがの彼も「これはヤバイ!」と焦ったという。しかし、GACKTは普段から携帯電話を身に付けていた。この時も携帯を取り出そうとポケットを探った。だが、出てきたのは煙草。すかさず彼はポケット全てを確認するも、携帯は見つからず煙草が8箱も出てきたという。GACKTは、これはもう一服するしかないと思い、煙草を吸い始めたそうだ。

その後、山の上に行けば助かる(状況にもよるが、一般的に山頂に近い方が遭難者を見つけやすいと言われている)と思った彼は、死に物狂いで2時間かけて山頂まで登った。やっとの思いで山小屋に着き、無線で「GACKTだけど」とスタッフに助けを求めたのだ。ここで、スタジオではどうしてスタッフに助けを求めたのかという疑問が浮上した。すると、GACKTから「自分の山だから、全て把握してるんだけど」という驚きの発言が飛び出したのである。GACKTが遭難した山とは、自分の所有する山だったのだ。

以前スノーボードにハマった時に、どうせならと山を買ってしまったらしい。どうりで無線で「GACKTだけど」と伝えただけでスタッフがわかるわけだ。連絡が取れ一安心したGACKTだったが、スタッフがスノーモービルで迎えに来た時にクールな彼に異変が起こった。2台のスノーモービルのうち1台が、GACKTを無視して走り去ってしまったのだ。もう1台にも無視されたら終わりだと思った彼は、これまで出したことのない大声で「助けてくれ~!」と叫んだという。この行動に、自分自身が一番驚いたようだ。

普段の冷静沈着な彼のイメージからは想像出来ないエピソードだったが、やはり自分の身に危険が及ぶと意外な行動も起こせるのだろう。今回は助かったから良かったが、本当に危機迫る体験をしたGACKTであった。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)