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オーストリアの主要都市で、マツダ社の乗用車のみを狙い窃盗を繰り返していたポーランドの窃盗グループが検挙され、メンバー3人が逮捕された。
今回逮捕された41歳の首謀格の男、22歳と29歳の男は、昨年3月から8月の間にウィーンそしてリンツの中心部でマツダ社製の車のみを狙い窃盗を繰り返していた。
彼らの手口は、まず首謀者の男が偵察のためシュコダ社の白いファビアコンビを運転しオーストリアに向かい、路上の駐車場、あるいは個人宅の屋外駐車場に停められている車に狙いを定め、その後早朝あるいは夜中に仲間と共にそれを盗みポーランドに運ぶというものである。運ばれた車は部品転売のためポーランドで解体されており、その被害総額は合計50万ユーロ(約5300万円)にも及んでいる。
この3人は以前からポーランド警察のブラックリストに載っていたが、ポーランドのグレンビシェフで彼らによってオーストリアで盗まれたと見られる車3台が押収されたことがきっかけとなり、同日のうちにメンバー2人が逮捕、その後首謀格の男も逮捕された。警察による捜査で、首謀格の男が偵察に使っていたファビアコンビの中からは、犯行の際に利用されていたと思われる7台の携帯電話と2台のカーナビ、そして犯行予定が記載されたリストが発見されている。
この窃盗犯らはポーランド出身であるが、彼らに対する裁判はオーストリア連邦刑事局の指示に従いオーストリアで行われる予定となっている。また今回逮捕されたのはこの3人のみであるが、警察は窃盗の手助けをしていたメンバーがまだ他にもいるものと見て捜査を続けている。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)