人気TVシリーズ『ヴェロニカ・マーズ』のキュートな女子高生探偵役や、映画『バーレスク』などで知られる女優クリスティン・ベル（31）は、実は全身214か所にタトゥーが入っている!?　仰天の「告白ビデオ」がネットで公開されたのだが…。

セクシーだけど清純なイメージで人気のクリスティン。ベジタリアンでもあり、動物の権利擁護団体のPETAから「世界中で最もセクシーなベジタリアンの一人」に選ばれたこともある。その彼女の全身に、実は214か所ものタトゥーが入っていたというにわかに信じがたいようなビデオが公開された。しかし実はこのビデオ、コメディ俳優ウィル・フェレルらが創設したコメディビデオのウェブサイト、『Funny or Die』に投稿された、完全なパロディビデオであることをあらかじめ断っておこう。

ビデオでは、クリスティンが自身の秘密を明かすという設定で、「実は全身にタトゥーが214か所も入っているの。メイクで12～14時間かけてそれを隠すのよ。だから3:30AMに毎日スタジオ入りするの。」と、衝撃告白するところから始まる。

そして彼女は体中に入っている、実に悪趣味なタトゥーの特徴をカメラに向かって説明してくれるのだ。例えば、腕に入っているカートゥーンキャラクターのタスマニアデビルは「過去に急展開した恋愛の思い出なの」。太ももから膝下にかけては「アパルトヘイトが実施された回数に応じて、バタフライのタトゥーが入っているの。だから、72個描いてあるわ。」と、タトゥーにまつわる思い出を“フェイク告白”している。

また、漢字のタトゥーも3か所入っており、“海豚”、“蝶”は意味が正しく分かっていたものの、“妓”という漢字は「プリンセスという意味なの。」と誤解しているクリスティン。そこに、「これは実は“売春婦”という意味」とサブタイトルが入れられている。

また、「一番初めに入れたタトゥーはこれ。」と見せるのは、唇の両端から、歯の矯正器具をとめるヘッドギアの留め金の形に入れられた、恐ろしいもの。しかしこれについてクリスティンは「7年生の時にしていたヘッドギアが、とても好きだったから入れたの。」とさらりと演技して見せている。

「後悔しているタトゥーは？」と聞かれ、「そうね、腕に入った“トライバルバンド”かな。もう流行ってないから。」と語るクリスティン。他にも“アイラブ・ウィンドウズ95”や80年代に流行った“ピンクヘアのトロール人形”、また“陰陽のマーク”、“サソリ”、“蜘蛛”など、実にイタいタトゥーが全身隙間なく入っていて、タトゥーで有名なタレント達顔負けのビッチぶりである。

架空の映画のメイクスタッフが、それを時間をかけて巧妙にメイクで隠していくと、いつものクリスティンが現れる。メイクさんも全てをカバーし終えるころにはへとへとで、「コーヒー3杯下さい！」と叫んでいる。しかし、これは全て「ジョーク」であるからして、清純なクリスティンのファンであるアナタは安心されたし。なかなか良く出来ているこのパロディビデオ、コチラで見ることが出来る。

（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）