すい臓ガンとの苦しい闘病を終え、昨年5月にシカゴのステージに立ち、見事復活宣言をした“クイーン・オブ・ソウル”ことアレサ・フランクリン(69)。彼女が長年の友人であった男性、ウィリアム・“ウィリー”・ウィルカーソン氏と婚約した。
「いえいえ。妊娠したから結婚するんじゃないわよ」と笑い飛ばしたフランクリン。2日、AP通信を通じて今年6月か7月にフロリダ州マイアミビーチで同氏と挙式したい旨を発表した。招待客は家族、親しい友人に限り、プライベート・ヨットでの洋上結婚式を望んでいるという。
彼女の結婚はこれで 3度目になる。最初の夫は1961年に結婚したテッド・ホワイトさん。1人の子供に恵まれたが結婚8年で離婚した。そして78年に俳優のグリン・ターマンと再婚し、6年後の84年に離婚している。
ゴスペル色の強いソウルシンガーとして1960年代から活躍し、Rolling Stone誌が選ぶ『史上最も偉大な100人のシンガー』では第1位という栄誉に輝いたフランクリン。オバマ大統領就任式典では愛国歌『My Country, ‘Tis of Thee』を熱唱したものの、その後ガンの中でも難治と言われる「すい臓ガン」であることを公表し、大変な闘病生活を送っていた。
彼女は、医師から宣言された「余命」をとっくに超えた。音楽への情熱、家族、友人、そしてウィリアムさんの愛、こうしたものがあったから苦しい治療に耐え、リハビリにも頑張れたのであろう。フランクリンが出来るだけ長く健康な体でいられるよう、そして日々を幸せに暮らせるよう心から祈りたいと思う。おめでとうございます!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)