発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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他のEU諸国からスウェーデンに大量のアルコール『密輸』し、オンライン上での販売を企てた容疑で、スウェーデン北部の街スンツヴァルに住む86人が拘束、起訴された。
この事件では、首謀者と見られる26歳の男が中心となり、出来るだけ多くの国から大量のアルコールを密輸するために86人という大人数が緻密な計画の下、組織立った行動でアルコール運搬や倉庫の管理、そして密売などに携わり、8ヶ月間で合計約20万リットルのビール、7000リットルのワインそして1700リットルの蒸留酒を密輸しオンラインで販売していた。
この密輸によって、本来なら加算されていたはずの酒税は約3800万クローナ(約4億3000万円)にも上るという。
酒税の重いスウェーデンではアルコールの値段も高いため、値段の安い近隣のEU諸国で個人消費用のアルコールを購入する人が多い。個人消費用として購入するのであれば持ち込む量に制限はなく課税もされないため、こうした状況を悪用し個人消費量をはるかに凌ぐ量のアルコールを『密輸』し、インターネットで安く販売するケースが後を絶たず問題となっている。2010年にスウェーデンの税関で没収された『密輸』されたアルコールは、ビール約35万リットル、ワイン約5万8000リットルそしてその他が約8万リットルにも及ぶ。
だがこうした密輸は大抵小規模なものであり、今回のように大規模かつ組織立ったものは珍しいケースであると、捜査に携わった警察関係者は話している。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)