ドリームモーニング娘。で活躍する中澤裕子が、AKB48のドキュメンタリー番組を見て感激したことをブログで明かしている。彼女もモーニング娘。時代からアイドルとして様々な体験をしてきただけに共感したようだ。
2000年をまたぐ時期に一世を風靡したアイドルグループ、モーニング娘。で初代リーダーを務めた中澤裕子は、今またモー娘。OGで結成したドリームモーニング娘。で活躍している。
そんな彼女がオフィシャルブログ『Nakaza World』で、1月6日の夜11時過ぎに「見てます」と綴った内容は今をときめくアイドルグループAKB48に関するものだった。
この日、夜9時からテレビ『中居正広の金曜日のスマたちへ』では新春スペシャルとして、AKB48がレコード大賞を受賞した際の涙への道のりを追った内容が放送された。放送終了が11時15分ごろなので、彼女は番組放送中にその気持ちを伝えようとして記した為に、タイトルも“見てます”なのである。
「素晴らしい。笑顔や涙やパフォーマンスが素敵だしカッコいいじゃないか」とAKBを評価すると、彼女達から伝わってくる「初心の気持ちを忘れず。いつでも一生懸命」そんな心がけを再確認していた。
「今すっごい歌いたい気分だーっ!」とこみあげる感情をなんとか抑える中澤裕子だが、実はモーニング娘。は“最優秀新人賞”、“優秀作品賞”などは受賞しながらも、“レコード大賞”は手にしていないのである。
全盛期のモー娘。の勢いでも無理だったことから「レコ大は女性グループには取れない」と言われるようにもなった。それをAKB48が実現したことは、中澤裕子にとっても感慨深いものがあったはずだ。
AKBメンバーには柏木由紀をはじめモー娘。のファンも少なくない。彼女達のようなアイドルに憧れてAKBに入ったのだ。そしてモー娘。が成し得なかったレコ大を取ったことは、アイドルの歴史を感じてドラマティックでさえある。それを思うと、中澤裕子が歌いたくなるほど感激した気持ちも分かるというものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)