エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】競馬で100万以上当てたのは十数回。ギャンブルだけでマンションを購入した芸人。

「ギャンブルはトータルすれば、損をするようになっている。」大抵の人はそう考えている。ましてギャンブルで儲けたお金が生活資金になったり、資産を増やせるなどと夢にも思っていないだろう。

「損をする人がいるおかげで、自分たちのように(ギャンブルで)得をする人がいるんですよ。」初めから自慢げに話し出したのは、お笑いトリオ・インスタントジョンソンの大ボケ担当“じゃい”。コンビ結成15年目、じゃいは今年で40歳になる。本業のお笑いの方の知名度はそこそこだが、彼個人では“ギャンブル必勝本”を出版し約4万部を売り上げていて、その世界では有名人であるようだ。

1月25日放送の『笑う経済白書 THE ピンキリ SHOW』(TBS系)で明かしたところによると、じゃいは競馬1レースで当たった最高金額は200万が3回、100万以上なら10回はあるそうだ。いずれも元手は1万円くらいだといい、それらギャンブルで得たお金だけで5500万円のマンションを購入したのだ。

そもそも彼の祖父がパチプロで、「家族5人をパチンコだけで生活させていた。」と語る。その後パチンコを引退し、株を始めて儲けを出していた。強運ギャンブラーの血は孫に引き継がれたのか。

しかし、じゃいは「運だけでギャンブルは勝てない。」と力説する。ギャンブルは“情報とデータ”だという。常日頃から情報を集めデータの分析をしていないと、何度も勝てないと語る。「だから芸人の仕事が忙しくなると、収入が減る。」と真顔で答える、じゃい。ギャンブルに関する情報収集の時間が減るからだ。きっと彼はお金が入るのも嬉しいが、自分のデータ分析が当たる喜びも大きく自信を持っているように感じる。

インスタントジョンソンのギャグは水平に手を広げ、「お疲れちゃ~ん」。今回も自分の話を始める前に何気なく披露していたが、スタジオ内の空気は冷たかった。インスタントジョンソンの所属は太田プロで先輩たちから非常に可愛がられ、ネタの評価も高い。やっぱり「芸人でがんばりたい」と、じゃいも真面目に答えていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)