再ブレイクの兆しが見える80年代のスーパーアイドル、コリー・フェルドマン(40)が、子役時代に性的虐待を加えてきた男たちに復讐する気持ちをついに固めたようだ。
コリー・フェルドマンが長年親しくしていた俳優コリー・ハイム(享年38)が急逝したのは2010年春のこと。薬物に溺れトップスターの座に返り咲くことなくこの世を去ったハイムであるが、昨年8月にはコリーが雑誌インタビューに応じ子役時代の性的虐待を告白している。
「子役時代のハイムはハリウッドに蔓延る性的虐待の被害者だった。」
そう言うコリー本人もまた性的虐待を受けた過去があると告白した、この仰天インタビューにメディアは騒然となった。そんな彼が今度は英紙『The Sun』の取材に応じ、「俺は横になったまま寝たフリ。アイツらに好き勝手されたのさ。」などと当時のおぞましい虐待の様子を語っている。もちろん男たちに対する怒りが鎮まるわけもなく、コリーはこのたび暴露本を執筆。自分を含む子役達が受けた虐待の様子を書き記し発表する決意をしたという。
薬物に溺れたコリーがクリーンになってはや20年。昨年は4本もの映画に出演しながら「80年代のスーパーアイドル。以降の活躍はゼロ!」などと語られるのは、いまだに「コリー・フェルドマン=薬物依存症」というイメージを世間に植えつける「ハリウッドの大人たち」のせいだとコリーは考えている。虐待の末のこの仕打ちに、コリーは怒り心頭らしい。
スージー・スピローグさんという女性との間に7歳の息子ゼン君がいるコリーだが、離婚決定後もゼン君にはちょくちょく会っているようだ。ゼン君の愛らしい顔を見るたびに「子供を守らなくては!」という気持ちが強くなるコリーは、この暴露本の中で自身を虐待した男2人の名前を書く決意を固めている。
今、幼かったコリーたちに虐待を加えた男たちはまさに怯えきっていることだろう。まさか今になって…。そんな気持ちに違いないが、犯した罪は償うしかあるまい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)