人気歌手クリス・ブラウン(22)のマネージャーが、ちょっと興味深い“クリスの新たなメディア戦略”を明かした。
『EW』誌の取材に対し本年のメディア戦略を語ったのは、クリス・ブラウンのマネージャーを務めているティナ・デイヴィスさんである。デイヴィスさんによると、クリスは今年、インタビューには全く応じないことに決定したという。この方針が決まったのは「かなり前のこと」とデイヴィスさんは言うが、実際に「もうインタビューに応じない!」と明かすに至った背景にはやはり2009年2月の『リアーナDV事件』があるようだ。昨年3月には出演したTV番組で事件についての質問を受け、収録後に更衣室で大暴れ。インタビューでその話題が出るたびにブチ切れるのではイメージアップどころではないとデイヴィスさんも判断したのだろう。
「失礼でワガママなことをしようというのではありません。ですがクリスを判断しようというのなら、その才能を判断していただきたいのです。」
そう語るデイヴィスさんは、「クリスは歌を歌いエンターテインメントに徹するべく契約にサインしているわけです。個人的な生活についてお話しするための契約ではありません。」とも説明している。
確かにもっともな話である。だがクリスの場合、インタビューのみならずツイート内容にも十分気をつけるべきであろう。昨年は、TwitterでリアーナDV事件を持ち出したファンにブチ切れ世界中のメディアに叩かれてしまったクリスだが、世間の目が厳しいことはクリス本人も痛いほど分かっているはずなのだ。余計なことは言わない。切れない。そしてメディアとファンへの対応は丁寧に。そうすれば天才歌手クリスのイメージはいずれ回復するのではないだろうか。
今年は本職の歌に専念。この戦略はなかなかうまく行きそうだ。と思いながらクリスのTwitterを見たところ、“I f**king love every single radio station who supports my music!”と書かれており、すっかり脱力してしまった記者である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)