ヴィジュアル系ロックバンド、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔がツイッターで全国ツアーが決定したことを報告している。1月14日、15日と初の武道館ライブを終えた彼らが、今度は全国のファンへ会いに行く。
昨年は、ゴールデンボンバー(別称、金爆)が武道館でライブをすると聞いて、驚いた方も多かったのではないだろうか。彼らの楽曲はダウンロードで人気上昇していたが、メディアで姿を見せたのは昨年後半からで一般的な知名度は低かったからだ。
フタを開けると武道館ライブのチケットは完売となり、彼らのファンがいかに多く、熱いかを実証する形となった。しかし武道館ライブとなるとベテランアーティストでも緊張するものだ。ボーカルの鬼龍院翔は『キリショー☆ブログ』でライブ直前に心境を綴っていた。
「3年前の僕が聞いたら嘘としか思えない!」と彼自身も武道館、そして大阪城ホールでの公演が実現したことに驚いている。平常心でやろうとは思うが「周りの期待というか、いよいよ感を盛り上げて下さって否応にもハラハラします」とプレッシャーと闘っていたのだ。
そんな彼らにとんでもない事態が待っていた。「まさかの段ボール禁止令(火災の原因になるため)があり大打撃の我々」と鬼龍院は明かしているが、特にメンバーの喜矢武豊が得意とする段ボールで作った小道具が活かせないことからも危機的な状態だろう。
だが、そうしたプレッシャーを乗り越えて武道館ライブは終了した。鬼龍院がツイッターで「武道館最終日おわった! 関係者挨拶おわった! 皆様本当にありがとう!」とつぶやく内容からは、大成功だった様子が伝わってくる。
さらに彼はその後に「全国ツアー決まった! 詳細はオフィシャルサイトで」と報告しているのだ。1月21日に大阪城ホールでの公演も控える彼らだが、次は全国ツアーへと活躍が続く。
昨年は「ゴールデンボンバー Zepp全通ツアー 2011」を行ったが、年末から人気が急上昇した金爆だけに、次の全国ツアーはますます熱いものとなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)