AKB48の秋元才加が、姉妹グループJKT48と交流を深めようとしたが言葉の壁で叶わなかったことを明かした。彼女はAKB関連グループのメンバーを把握することさえ難しいとも話しているが、コミュニケーションを図るにはさらに大きな課題がありそうだ。
昨年大晦日に開催されたNHK紅白歌合戦には、AKB48と関連グループ含めて総勢210人が出場した。ここまでのメンバーが揃うことは年間でも数えるほどだ。AKB48本家の秋元才加は「この機会に交流を深めておこう」と考えたのである。
1月29日に放送された『笑っていいとも!増刊号』で、秋元才加がその紅白歌合戦の楽屋での様子を話した。200人規模となると従来の楽屋では対応できず、NHKホールのスタジオ1室が彼女達の楽屋として使われたという。そこにアイドル210人が揃ったのだから、壮観な光景が想像できる。
秋元才加は「まずはJKTから交流しよう」と、その中でJKT48メンバーの待機する一角に向かい声をかけたのだ。秋元は英語が話せるので会話は出来ると思ったのだが、JKTからは「すみませんジャカルタ語しか話せません」と(おそらく英語で)返ってきたのである。滅多に会う機会もないJKTとの交流を深めようとした秋元才加の試みは、残念ながらそれ以上は進まなかった。
そこで秋元は、相手を変えてNMB48に話しかけたのである。すると今度はNMBメンバーから「芸能界で生き残るにはどうしたらいいんですか?」と直球で質問されて困ってしまった。仕方なく自分に分かる範囲で「カメラに抜かれる(テレビに映る)ことを意識しようか」と基本的なアドバイスをした。
ところが先輩から真剣に答えてもらったことに感激したのだろう。「秋元さんに聞けばなんでも教えてくれる」と、いつのまにか彼女の周りには後輩達の人だかりが出来てしまったのだ。
紅白を終えて新年1月19日から行われた『AKB48リクエストアワー セットリストベスト100』にもJKT48が参加したが、この時にAKBメンバーとの交流があったかは不明だ。秋元才加によると、JKT48は日本で出演する際にジャカルタから飛行機でやってくるとのことで、日本に長期滞在する活動の仕方ではない。
K-POPミュージシャンがそうであるように、彼女達も日本語を勉強していくことになるのだろうが、言葉の壁を乗り越えればAKBの先輩とも交流できるようになるはずだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)