28日、商業ビルに侵入し、窃盗を繰り返していた男が逮捕された。警察によれば、男はビルの外壁を這って窓から侵入する手口で、少なくとも50件の窃盗事件に関わっているとみられている。また、男の足が片方義足であることも社会を驚かせた。

逮捕されたのは強盗、窃盗の前科がある39歳の男で、警察は防犯カメラの映像と指紋、そして現場に残されていたタバコの吸殻から犯人を特定した。

警察の調べによれば、男は警備の緩いビルに狙いをつけ、日中堂々とビルに入り込んで屋上に身を潜め、従業員たちが退勤する時間を見計らって犯行に及んだという。犯行の際には、エアコンの室外機や避難用梯子を利用して目当ての階に行き、スクリュードライバーで窓を割ってオフィスに侵入、現金やパソコンなどを盗んでいた。

男は調べに対し、過去18件の窃盗事件に関与していたことを認めているという。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）