イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】『Xファクター』の迷ジャッジが原因。ニコール・シャージンガー視聴者からの殺害予告に怯える日々。

米国版『Xファクター』では先週、マライア・キャリーばりの歌唱力を披露したメラニー・アマーロさんの優勝が決まったばかり。だが一部の視聴者は、審査員ニコール・シャージンガー(33)のあの“迷ジャッジ”をいまだ根に持っている様子だ。

シーズンが終了しても、何か釈然としないものが残ってしまうというのはオーディション番組にはままあること。今回のそれは、まだ中学生ながら抜群の歌唱力を誇ったレイチェル・クロウちゃんの、8日の予想外の敗退であった。

重病と闘う父親のためにもお金が欲しいと語り、熱唱し続けたレイチェルちゃんについて、審査員のニコール・シャージンガーは優柔不断にも判定を下せず、当初から“レイチェル劣勢”と言われていた視聴者投票、つまりデッドロックに持ち込んだ結果、やはり対戦相手のマーカスに軍配が上がってしまった。これについては、隣に座る先輩格の審査員ポーラ・アブドゥルがデッドロックを強要した可能性も高く、その辺りは是非バックナンバーでご確認頂きたい。

これにはメディアも、こぞってシャージンガーの審査員としての資質に疑問を投げかけた他、熱狂的な“チーム・レイチェル”と多くの視聴者が激怒した。案の定シャージンガーは大変な非難を浴びている所であるが、番組プロデューサーは「殺害をほのめかす文章や、誹謗中傷目的の悪質なメールが彼女宛てに届いており、とても苦しんでいる様子だ」と言い、頭を抱えている。

世界中に視聴者がいる『Xファクター』、『アメリカン・アイドル』といった人気オーディション番組の審査員になるというのは、ギャラもすごいが本当に栄誉なこと。シャージンガーも、そうと決まった際はガッツポーズを作ったはずである。だが現実は甘くなかった。レイチェルちゃんは、他でもない番組の総指揮官であるサイモン・コーウェルのお気に入りでもあったのだ。来シーズン、気の毒だが彼女の座る審査員席は無いというのがもっぱらの噂。もっとも、望まれた所で本人も「絶対にイヤ」と言いそうである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)