米国のヒップホップグループ、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アム(36)が、テレビ『笑っていいとも!』で日本人の女性と交際していた過去を明かして周囲を驚かせた。
ブラック・アイド・ピーズはこれまでにグラミー賞に6度も受賞している大物グループだ。来日時にはテレビ番組にも度々出演しており、『SMAP×SMAP』などのバラエティで見せる気さくな面も彼らの人気の秘密だろう。
12月14日の『笑っていいとも!』のエンディングに、メンバーのウィル・アイ・アムが翌日に行われる仙台でのイベント告知の為に出演した。放送終了後に彼がレギュラー陣と数分間トークした様子が、18日に『笑っていいとも!増刊号』で紹介された。
通訳を介して会話を進める中でウィルが「コンニチワ」などの日本語を織り交ぜるので、中岡創一(ロッチ)が「知っている日本語は?」と尋ねた。するとウィルは「なんでやねん」、「マジで?」などを関西弁のイントネーションで答えたのだ。
今度は田中裕二(爆笑問題)が「なぜ、関西弁を知っているの?」と追及すると、ウィルは(英語で)「昔付き合っていた彼女が大阪出身だった」と明かして共演者を驚かせたのである。
ウィルは「ブラック・アイド・ピーズ結成時に本当によく助けてもらった」と当時を思い出し彼女に感謝すると、「元カノの名はヨシミ」と明かし、自分は「ウィルちゃん」と呼ばれていたと照れながら話したのだ。
ところが、そんなことまで明かしてくれるウィル・アイ・アムの気さくさを見込んだのだろう。レギュラーの指原莉乃がとんでもないことを切り出した。
彼女がきっかけとなり結成された『いいとも発アイドルユニット“ALT神7”(アルタかみセブン)』の為に「良かったら楽曲提供してください」とウィルに持ちかけたのだ。
司会のタモリが真剣に「何を言ってるんだ! とんでもないことになるよ?」と指原を止めたが、ウィルはあっさりとOKして「やったらホントにカッコイイと思う」とやる気を見せたのである。彼と指原の間で話は具体的に進み「速い曲がいい。エモーション(歌い上げる)&ハードな感じで」と楽曲のイメージにまで触れられた。
さらには太田光(爆笑問題)が口にしたギャグフレーズ「パイオツカイデー」や「ナニイッテンノチミー」を受けたウィルが「パイパパイー・パパパパパイパイ・オツカイデー・ナニイッテンノチミー」とメロディをつけて歌うと、これが本当にカッコよかったのだ。タモリをはじめ、共演者はそんなウィルのやりとりに「凄いね、勘がいい」とエンターテイナーとして感心していた。
楽曲提供については、経費などの問題もあるのでどうなるかは分からないが“ALT神7”がウィル・アイ・アムの曲を歌うのは見てみたい気がする。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)