クリスマスアルバムの売り上げが好調な歌手ジャスティン・ビーバー(17)が、なんと「子供の頃からサンタクロースの存在を信じたことなど一度もない」と語り話題になっている。夢のない話に聞こえるが、これには実母パトリシアさんの育児倫理がおおいに関係しているようだ。
「ママは僕に“サンタクロースはいない”って常々言ってたんだ。」
そう語るのは世紀のスーパーアイドル、ジャスティン・ビーバーである。なんとも夢のない話に聞こえるが、これは実母パトリシアさんなりの育児倫理に基づく教育だったらしい。『AOL Music』のインタビューに応じたジャスティンは、次のように述べている。
「つまりね、僕がサンタクロースを信じて育った挙句に実在しないことを知ったら、ママが僕に嘘をついていたということになる。ママはそう思ったんだ。」
「ママは常に僕に正直だったということさ。」ともジャスティンは語る。この時期どこの幼稚園、小学校にも「本当はサンタクロースはいないんだぞ~!」などと騒ぎ、サンタクロースを待ち焦がれる友達を泣かせてしまう超現実派の子供たちがいるものだが、ジャスティンはそういうタイプの子供でもなかったようだ。
「僕は友達のクリスマスを台無しにしたりはしなかったよ。」
ジャスティンはそう語り、「僕って、とても良い子だったんだ。」などとも加えている。
「今年のクリスマスはとにかくハッピーでいたいね。そして家族みんなに元気でいてほしい。それからみんなに僕のクリスマスアルバムを聴いてほしいな。気に入ってくれたらいいんだけどね。」
こう語るジャスティンは、すっかり大人。ちゃっかりアルバムの宣伝も忘れないシッカリ者でもあるが、それもこれも収益金の一部をチャリティに寄付するため。なかなかのナイスガイであることは間違いあるまい。
今年はファンに「アナタの子供を産んだわ!」などと主張され大変な年になったジャスティンだが、公私ともに絶好調。来年もおおいにショービズを沸かせてくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)