年末の書店には“あなたの来年の運勢”などと題した占い本が、所狭しと並んでいる。購入はしなくても、何となく自分に当てはまる部分を立ち読みしてしまう方も多いだろう。俳優でタレントの上地雄輔（32）は「占いはあまり信じない。」そうだが、どうしても忘れられない3人の占い師がいると明かす。

12月27日付のブログ『神児遊助』では、彼の未来について明言し、ズバリ的中した占い師について綴っている。しかも3人の占い師から、同じようなアドバイスを受けていたのだ。

ブログによると、1人目は今から10年以上前に訪れた“当たる”と評判の地元の占い師。母親から誘われた上地は、暇つぶしで付き合ったという。俳優になったばかりで無名だった彼に「あなたはそのうち、何万って人の前で1人で歌を歌うわよ。1人で立って歌っている絵しか見えないわよ。」これを聞いた上地はガッカリしたようだ。俳優として舞台に立つならまだしも、歌手だなんて―。彼の母親も「あそこ当たるって言ってたのに変ねぇ。」と首を傾げたらしい。そして今、大勢のファンの前で歌を披露するようになった上地は、この占い師を思い出すという。

2人目はある番組で一緒になった有名な占い師。収録が終わると突然、その占い師のボディーガードのような人から呼び出された。「なにか悪いことをしたかな？」とビクビクしながら呼ばれた部屋に入ると、微笑みながら占い師は彼を迎えてくれた。そして「あなたはね、来年から物凄い竜巻の中を歩くけれど、自分を信じて歩けば必ず人も富も築けるから。必ずお墓参りは行きなさい。」彼はマネージャーと一緒に聞いていたのだが、本当に翌年から大きな仕事がドンドン入ってきたそうだ。

3人目は終了したテレビ番組『クイズ！ヘキサゴンII』で、セットの配色を決めていたという占い師。もう亡くなられたのだが、上地をとても可愛がってくれたらしい。だが、以前から「32歳ぐらいで結婚したい。」と言っていた彼に、その占い師は昨年「来年は結婚しない方が良い。本当に色々なことがある年だから、結婚したら別れるわよ。」そして今年、32歳になった上地は激動の一年だった。「でも大丈夫。きっと乗り越えられる。」その占い師はニッコリして付け加えたそうだ。

この3人の占い師から共通して言われたのが、“あなたには、後ろにいつも龍がいる。”上地を支えているのは、自由に空を駆け回り激しい気性といわれる龍なのだろうか。「龍は牙や爪が鋭い。あなたにその意思が無くても、あなたの行く手を邪魔をする人を傷付け排除してしまう生き物。」でもあるから、先祖に対する感謝の心を忘れずに上地を応援してくれる人たちを大切にしなさい―と助言されたそうだ。

ブログの最後に、上地雄輔は表現者として「いくつになってもワガママ、自分勝手、ガキ」を開き直って貫き続けるとし、これからの自分の進むべき道を再確認したようだ。
（TechinsightJapan編集部　みやび）