エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「歌える喜びをかみしめた」。絢香が“Mステ”で2年ぶりにテレビ出演。熱唱して会場を感動に包む。

病気療養の為に活動休止していた歌手の絢香が、12月23日の『MUSIC STATION SUPER LIVE 2011』に登場した。中盤で紹介された絢香は2曲を歌い、会場も感動の歌声に涙した。

絢香は、2009年にバセドウ病の治療に専念する為に活動休止することを発表している。俳優の水嶋ヒロと入籍した年のことだった。

2011年の大晦日には紅白への出場も決定している彼女が『MUSIC STATION SUPER LIVE 2011』に出演して、2年ぶりにテレビで歌声を聞かせてくれたのだ。

黒いワンピース姿で現れた絢香は、ステージから「この2年間わたしを支えてくださった全てのみなさまに。待っていてくれた全てのみなさまに。感謝の思いを込めて歌います」とあいさつすると、自身の作品となる“やさしい蒼”と“はじまりのとき”の2曲を熱唱した。

会場で聞き入る女性客の多くが久々に聴く絢香の歌声に感動の涙を流しており、ツイッターにも「素敵な歌声をありがとう」、「感動して泣いちゃった」、「服も、化粧も全然地味だし飾ってないのに…歌だけで(会場の空気を)持って行った」などの声が殺到している。

歌い終えた絢香は、司会のタモリとの会話で2年ぶりのステージについて「歌えることの喜びをかみしめた」と語った。

また、活動休止中の様子について、活動中とは全く違ったリズムの生活だったと話すと、「ごはんがおいしくできたことなどが嬉しく、小さな幸せと向き合えて自分を見つめなおす貴重な時間だった」と振り返った。

実力派歌手、絢香の復活を見せてくれた彼女は、2月1日にはアルバム『The beginning』を発売する予定で、春からは全国ツアーを行うという。病気の治療と並行しての活動となるだろうが、彼女のペースでその歌声をまた多くの人々へ届けて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)