アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】200人以上の女性が面会に。武侠小説のモテ男にたとえられた殺人犯が話題。(中国)

2007年、当時19歳だった男が、以前交際していた女性の新しい交際相手を殺害する事件が起きた。男は28日間の逃亡の末自首したが、その後200人を超える女性が男の面会に訪れたことを伝える映像が報道され話題になった。しかし、4年前に世間を騒がせたその映像が「現代の韋小宝」と称され、今なぜか再びネット上で話題になっているという。

韋小宝とは金庸の武侠小説『鹿鼎記』の中で、7人の妻を得たモテ男として描かれた人物である。この事件は、男が以前交際していた11歳年上の女性への思いが断ち切れず、嫉妬心から女性の新しい恋人をナイフで刺して殺害したもので、男は出頭後、殺害の動機について「独占欲が強すぎたのだと思う、後悔している」と話した。

しかし、男には被害者の女性以外にも親しい関係の女性が何人もいたようだ。男の自首後、恋人や友人を名乗る女性が200人も面会に訪れたということからも男の好かれぶりが相当なものだったと想像できる。男はインターネットが趣味で、暇さえあればいつもネット上で交流していたという。警察の調べでは、面会に訪れた女性のほとんどが男とはネット上で知り合ったことがわかっている。

先に述べた映像では、5人の女性が面会に訪れた様子が映されていた。中には「待ってるから」と泣きながら伝える女性の姿も。殺人や複数交際を物ともせず、男を思い続ける女性たちに多くのネットユーザーは首をかしげている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)