イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ジゼル・ブンチェンとの結婚が悪かった? 連続黒星のQBトム・ブレイディに「ペイトリオッツ」ファンがブーブー。

NFLプレシーズンは2勝2敗、9月13日からのレギュラーシーズンでは、圧倒的に白星を挙げていた今季の「ニューイングランド・ペイトリオッツ」。スーパーモデルのジゼル・ブンチェンの夫、トム・ブレイディ(34)がQBを務める人気のチームであるが…。

どうもこの所負けが込んで来た。通算の勝率は7割超、“最もインターセプトされない最強のQB” のはずが、トムのプレーが振るわないのだ。先月31日の「ピッツバーグ・スティーラーズ」戦は17対25で惨敗。今月7日の「ニューヨーク・ジャイアンツ」戦は、ホームグラウンドのジレット・スタジアムで地元ファンの大声援を受けながら、20対24でゲームを落としている。

走らない、パスが荒くて通らない、おまけにインターセプトされる…。なかなかファーストダウンを取れずにいるトムのプレーについて、ファンからは「惰性でプレーしている」、「覇気がゼロ」と不満の声が噴出。中には「勝つことを忘れたフットボール界のデヴィッド・ベッカム」、「すでに一生遊んで暮らせる莫大な資産があるため、アスリートとしてはすでに慢心している」といった厳しい意見まで。

NFLに限らずだが、トップアスリートの不振に付き物なのが女房批判である。ペイトリオッツ・ファンは、案の定「スーパーモデルが妻ではダメだ」と騒ぎ始めた。ハリウッドやニューヨークばかりか欧州でも活動し、トムの試合スケジュールに行動を合わせられない超多忙な妻ブンチェン。私生活では育児慈善活動に一生懸命で、体型維持が最優先という仕事柄、夫のエネルギッシュな食生活に付き合っているとは思えない。

「色々な意味で、トムのお世話がおろそかになっている」と辛辣な目でブンチェンを見ているペイトリオッツ・ファン。アスリートには心身共に健康的で充実した家庭生活が必要で、食事の管理が選手生命にも大きく影響するのは事実である。野球やサッカー界においても「料理の作れないアイドルとは、恋に落ちても結婚するな」が鉄則である。

だがブレイディの場合、そのモチベーションはファミリーの愛情たっぷりのサポートというより、むしろ本人の中のただならぬ闘志、「負けず嫌い」な性分によるところが大きいと言われている。ブンチェンとの結婚も、“つり合い” という意味では稼ぎ、名声ともに申し分のない彼なりの理想の選択であったと思う。ペイトリオッツ・ファンのためにも、そして愛妻ブンチェンを悪者にしないためにも、トムには是非とも、トップQBとして巨額の年俸に見合うプレーを心掛けて頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)