スペイン北部の街ジローナで、自分の2歳の娘を殺害し首を切断した34歳の男が逮捕された。男は警察の取り調べに対し、「悪魔が娘を殺せとそそのかした」などと供述しているという。

先週末、自宅で2歳になる自分の娘を殺害し、包丁で彼女の首を切断したコロンビア出身のこの男は、その後自ら警察に電話をして罪を自白したため、駆けつけた警察官によって逮捕されることとなった。

男は精神的に不安定な状態にあるといい、以前から幾度となく裸でバルコニーに立ち、叫び声を上げている姿を近所の住人らに目撃されていた。今回も警察官の到着直前にバルコニーで「悪魔がここにいる！」などと叫んでいた様子が、隣人の女性の証言から明らかとなっている。また、警察による取り調べにおいても、男は「悪魔が娘を殺せとそそのかした」などと供述していると関係者は話す。

男は妻と2人の娘の4人で暮らしており、事件発生の際、妻は仕事のため不在であった。6歳の長女が殺害現場に居合わせていたが、幸い彼女が襲撃され負傷した様子は確認されていない。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）