今年、ケイト・ミドルトンさんことキャサリン妃(29)と結婚し世界中から祝福を受けたウィリアム王子(29)が、日曜日の早朝にロシア人船員2名の救助活動に成功したと大きく報じられている。
貨物船『Swanland』が、アイルランドの海に沈没しかけているという救難信号が出されたのは日曜日午前2時のこと。信号を発信した船長は「船体が割れ海水が流れ込んできている!」と告げ、救助を要請した。これを受けイギリス空軍RAFのヘリに乗り込んだウィリアム王子たちは現場に急行。貨物船の残骸から2名の船員を引き上げ無事に救出したという。
その後ウィリアム王子らは2名をアングルシー島にある基地に搬送し、2名はそのまま病院へ運ばれたそうだ。残念ながら、その他の乗組員のうち1名は遺体となって発見され、残る5名の安否は依然として不明という。ウィリアム王子らの活躍がなければ、おそらく乗組員の全員が貨物船ともども極寒の海底に沈み命を落とすという、最悪の結果になっていたかもしれない。ロイヤルファミリーの一員でありながら、空軍大尉としても目覚しい活躍をしているウィリアム王子。36歳という若さで逝去した実母ダイアナ妃も、立派に成長し活躍するウィリアム王子の姿を、天国から静かに見守っていることだろう。
ところで最近『Star』誌によって「キャサリン妃が双子をご懐妊!」などとも報じられ話題になったご夫妻であるが、今の時点ではそのような発表はゼロである。来年あたり、この美しい新婚夫婦に「待望の赤ちゃんが誕生!」などというおめでたいニュースが飛び込んでこないだろうか。2011年も残りわずか。今年はイギリス王室発の明るいニュースが非常に多い一年であった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)