11月23日に19歳の誕生日を迎えたマイリー・サイラスが、自身の誕生パーティーでドラッグをネタにした自虐ジョークを飛ばす姿がネットで公開されてしまった。
マイリー・サイラスが「ドラッグ」を吸引する「まさか!」の姿が撮影されたのは、今から1年前。マイリーが18歳の誕生日を迎えた直後のことであった。あれから1年。マイリーの19回目の誕生日を祝おうと多くの友人や家族がロサンゼルスにあるルーズベルトホテルに集まったのだが、この席でマイリーは周囲が思わず「え…?」と引いてしまうジョークを言ってしまった。
このたびネット上で公開されたパーティーの動画には、マイリーと友人ケリー・オズボーン(27)が出席者らにむかい次のように話す場面が映っている。
マイリー:「3時間も待ってくれて、ありがとう。それにパーティーを開いてくれて、ありがとうね。ねえ、(このケーキって)素敵だわ。」
ケリー:「ええ、ボブ・マーリー・ケーキよ!」
マイリー:「そうね。友達がボブ・マーリー・ケーキを作ってくれたら、自分が大麻を常習的に吸ってるってことに気づくわね。すごくたくさんマリファナをやってるってね。」
ケリー:「ねえ、アンタの問題は(合法ドラッグの)サルビアでしょ。」
ちなみにボブ・マーリー(享年36)は、大麻を「ハーブ」と呼ぶなどして吸引していた事実でも有名。このビデオが流出したことで「マイリーが麻薬使用を認めた!」などと騒いでいるファンもいるが、これはこれまでの報道をネタにした単なる自虐ジョークだったようだ。おまけに昨年公開された問題の動画で、マイリーが吸引していたのは違法ドラッグではなく幻覚作用のあるサルビアだったという。いずれにしても全米の子を持つ親たちが眉をひそめたことは事実であり、マイリーを非難する声も多くあがったことは言うまでもない。
しかし、今回の動画流出で一番腹を立てているのは、ケリーのようだ。彼女はすぐさま自身のTwitterで次のようなメッセージを残している。
「あのケーキは、ただのジョークだったの。マイリーの友達ヅラをした奴らが、彼女を売り物にして本当のマイリーではない部分を他人に信じこませようとするなんて、気分が悪くなるわ!」
毎日仕事に忙しいマイリーが「ドラッグをやれるわけもない」などとも説明しているが、ケリー流のブラックなジョークさえなければ、このような悲しい誕生日になることはなかっただろう。
一度落ちたイメージを再びアップするのは容易いことではあるまい。が、マイリーはすでに19歳。一歩一歩、社会人として堅実に歩んで行きさえすれば、他人からの評価も確実に変わるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)