K-POP人気グループ、KARAのカン・ジヨン(17)が韓国で全国共通大学入試に臨んだ。『FNNスーパーニュース』でその様子が報じられたが、彼女はトイレットペーパーを手に試験会場へ向かったのだ。それは一体何を意味するのか?
韓国は日本を上回る過酷な受験戦争で知られるが、11月10日に大学入試を受けるKARAのメンバー、カン・ジヨンの様子が『FNNスーパーニュース』(フジテレビ)で紹介された。
彼女の父親によると、韓国は学歴社会であることからジヨン自身が大学進学を望んでいるという。そのジヨンは試験会場に入る直前に笑顔で「頑張りまーす」と答えていたが、何故かその手にはトイレットペーパーが握られていた。韓国では試験を受ける際に『問題が解ける』ことと『トイレットペーパーが解ける(ほどける)』ことをかけて験を担ぐことから、それを手に受験するのだ。
この日、夕方頃には試験を終えたジヨンの姿を見ることが出来た。会場から出てきたジヨンが「一生懸命解いてきましたっ」と記者団へ笑顔で答えていた様子からすると、トイレットペーパーの効果もあったのかもしれない。
韓国は今年、受験生約69万人のうち合格できるのは約38万人と言われており、狭き門となっている。学歴社会の韓国では、希望の大学へ入ることが就職へ大きく影響する為に浪人を繰り返す人も多い。その為だろうか、ジヨン以外はKARAのメンバー全員が大学へ進学しておりパク・ギュリ(同徳女子大学校・放送芸能学科に在学中)、ハン・スンヨン(慶煕大学校・演劇映画科に在学中)、チョン・ニコル(建国大学校・獣医学科、短期教育生を修了)、ク・ハラ(誠信女子大学校・メディア映像演技学部に在学中)という状況だ。
“KARAの末っ子”である最年少のジヨンが、大学進学を望むのも自然な流れなのだろう。しかし、歌手として多忙な彼女達が大学生と両立するというのが驚きなのだが、授業は受けられるのだろうか? 余計なお世話だがそれも心配になる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)