肺炎により、訪問先のオーストリアで入院生活を余儀なくされている歌手ジョージ・マイケル(48)であるが、その病状がかなり深刻であると報じられている。
ショーを直前にして、ジョージ・マイケルが肺炎によりダウンしたと伝えられたのはつい先日のこと。予定されていたショーはすべてキャンセルとなり、今後ジョージの体調をみて再度スケジュールが組まれると言われていたのだが、ジョージの病状は当初の予想以上に深刻という。現在はジョージの75歳の父親を含む家族らがオーストリアにかけつけ彼に付き添っているといい、彼の元恋人で2009年に破局が報じられたケニー・ゴス氏もジョージのもとに向かう予定らしい。
英紙『デイリー・メール』に対し、ジョージと親しい人物は次のように述べている。
「ジョージの家族はみんな彼に付き添っています。彼らは本当に仲が良い。愛し合っているのです。」
ジョージの現在の恋人ファディ・ファワズ氏もジョージに付き添っており、肺炎治療の薬が効き始めたためジョージの病状も安定しているという。肺炎治療にかけては一流と言われる病院に入院していることもあり、ジョージの一日も早い回復を期待する声が多くのファンやメディアからあがっている。
が、ここにきて、「ジョージ・マイケルがAIDSを発症したのでは?」という大変な噂がファンの間で浮上している。一時は「危篤か」などとも報じられたためさらに疑惑が増した形となったが、これについては根も葉もない嘘とのこと。広報担当もすかさず「ジョージは肺炎で体調を崩しています。彼の病気に関するこれ以外の憶測は事実ではありません。」との声明を発表しているため、ジョージがHIVに感染している、AIDSが発症したという類の報道は事実ではないようだ。
ジョージの歌声を、時としてむしょうに聴きたくなるファンは多いだろう。昨日たまたま訪れたビルで、『ワム!』の『ラスト・クリスマス』が流れていた。あの済んだ歌声。それでいて豊かな声量。彼ほどの逸材はそうはいないはずである。どうか一日も早く健康を取り戻し、元気な姿で戻ってきていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)