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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「まさか高所恐怖症? 」体操の内村航平選手のカミングアウトに体操協会理事も唖然。

五輪メダリストの男子体操、内村航平選手がテレビ番組で「ジェットコースターはダメ」と発言したことから彼の意外な事実が分かった。共演した五輪金メダリストで日本体操協会理事の森末慎二氏も、体操選手として信じられないことだと驚きを隠せなかった。

内村航平選手(22)は2008年に開催された北京五輪で銀メダル2個、世界体操競技選手権では2009年のロンドン、翌年のロッテルダムで個人総合で金メダルという実績を持つ。日本男子体操界のエースとしてロンドン五輪での活躍が期待される彼が、10月9日放送の「ボクらの時代」に出演した。

番組では同年代の体操選手の仲間でライバルでもある山室光史選手と、日本体操協会理事の森末慎二氏と3人により運動能力などの話題で盛り上がった。山室選手がサッカーが得意だという話から、内村選手が「ボールは自分の思い通りにならないので好きになれない」とボール運動が苦手だと話したのだ。彼は『意思のままに動く』自分の体を使った体操がやはり一番気に入っているようだ。

内村選手はさらに「ジェットコースターはダメ!」と意外な事実を明かした。あれほどスピード感のある体操競技をする彼からはイメージしにくいだけに、森末理事も「鉄棒であんなに高く飛ぶのに?」とその理由を尋ねた。内村によると「体操は自分で上がるけど、(ジェットコースターで)高いところに行ったら自分ではもうどうにもならないので怖くなる」と言うのだ。森末理事が「ひょっとして、まさかの高所恐怖症?」と指摘すると内村選手は苦笑して否定しなかった。

そんな内村選手は「何もかもが思うようにいかない世の中で、自分の力でねじ伏せる感じが体操の魅力」だと語っていた。彼はこれからも『自分の思うようになる』体操を追求していくのだろう。ロンドン五輪では内村航平選手ならではの体操を見せて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)