米国に在住するタレントの野沢直子がブログで現地のハロウィンショップの様子を紹介している。日本でもハロウィンが行事として定着してきたが、米国に比べて『怖い仮装』の認識の違いを思い知る内容だ。
ご存知とは思うが簡単におさらいすると、その昔、欧州でカトリックの諸聖人の日(万聖節)の前の夜となる10月31日に収穫を感謝する行事が行われた。それをハロウィンと呼ぶようになり米国などでも行われているのだ。子どもが魔女やモンスターなどの仮装をして地域の家々を訪ねるのが特徴だが、現代では大人も仮装して祝う。
日本でもクリスマスほどではないが徐々にハロウィンが認識されており、東京ディズニーランドでも毎年イベントが行われている。そのハロウィンまで1か月を切ったが、パーティーを予定しているグループやご家庭ではそろそろ内容を考える時期だろう。タレントの野沢直子も10月3日にブログ『野沢直子の小説家への道』で「きたきたーー! ハロウイーンの季節!!」と興奮気味に米国でのハロウィンの空気感が伝わる写真を掲載している。
息子さんとハロウィンショップに行った時のディスプレイの写真が多数紹介されているのだが「ゾンビベイビー、今年も健在じゃーん」、「脳みそ食べてる子。おいしそうでちゅねー」、「そこー。自分の足は食べなーーい!」と日本では客が引いてしまうような、おどろおどろしいゾンビ人形が並んでいる。
そんなスリラー映画のような人形や衣装を前にして、野沢直子は「今年は、何になろうかなー」とやる気満々なのである。やはり現地の暮らしが長いと感覚も慣れるのか、それとも彼女の性格からくるものなのか。いくら米国から入ってきたとはいえ、おそらく今後も日本のハロウィンではこのゾンビ人形やコスチュームはなじまないだろう。誤解の無いように付け加えておくと、米国でも可愛い魔女やパンプキン柄の衣装が一般的であり、ゾンビが主流とはなっていない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)