歌姫シェール(65)の「一人息子」として知られるチャズ・ボノ(42)が、出演していた米人気ダンスコンテスト番組『Dancing with the Stars』でついに敗退した。これに対し母シェールは思わずムカッ! Twitterに苦々しいツイートを残し、思わぬ反響を呼んでいる。
性転換をし男性に生まれ変わったチャズ・ボノが人気番組『Dancing with the Stars』に出演することが決まったとき、全米の視聴者らの意見は大きく分かれた。一部強烈な批判が巻き起こるも、母シェールは常に息子を信じ応援し続けたが、今週火曜日にチャズはついにコンテスト敗退。これまで視聴者も驚くほど素晴らしいダンスを披露してきた息子の努力を誰よりも知る母シェールの落胆は大きく、その落胆は怒りとなって番組審査員たちに向けられている。
「おめでとう、チャズ。あなたのことをとても誇りに思っているわ!」
シェールはこうツイートし全力を尽くした愛息子チャズを絶賛したが、「チャズとペンギン」を比較して意地悪コメントを述べたイタリア人振付師ブルーノ・トニオリ氏(55)に対しては怒り心頭に達していたらしく、
「あんたのことは(この番組にチャズが出る)前は知らなかったわ。本当に幸せなことにね。」
と爆弾ツイートをしたためるに至った。さらに「どうしてチャズが(番組を)去る前に侮辱するわけ?」と“口”撃したシェールは、別の審査員レン・グッドマン氏(67)に対しての怒りも以下のようにツイートしている。
「年寄りのほうの紳士についても言わせてもらうけど、どんな番組にも不機嫌な老人が必要ってことよね。」
トニオリ氏はエルトン・ジョンのミュージックビデオにも登場した有名ダンサーで、社交ダンスのプロであるグッドマン氏はコーチとして活躍するほか、故郷イギリスではダンススクールを経営するなどかなり高名な人物である。が、怒りに震える母シェールにとっては「ただの意地悪爺さん」。この母の怒りは当分冷めそうにない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)