8月の結婚式から3か月もたたぬうちに、早くも夫婦関係にヒビが入っていると伝えられているキム・カーダシアン(31)と新婚の夫のNBAニュージャージー・ネッツ、クリス・ハンフリーズ選手(26)だが、このほどキムがハンフリーズ選手と出会う前に、別のNBA選手を婿候補に「品定め」していたことが分かった。
キムにとっては、夫となったハンフリーズ選手が「第1希望の婿候補」ではなかった、というショッキングなリポートがゴシップサイト『Wetpaint.com』に投稿された。
それによると、キムがまだ夫ハンフリーズ選手と出会う前、彼女が出演するリアリティTV『Kourtney & Kim Take New York』のスタッフが、当時NBAニューヨーク・ニックスに所属していたスモールフォワードのダニーロ・ガリナリ選手(23)に連絡を取った。そして、「キムとデートして、彼女のリアリティTVショーに出てみたくない?」と誘いをかけたのだという。
このガリナリ選手、イタリア出身で208cmの長身を誇るベビーフェイスのイケメン。関係者によると、TVスタッフとキムは今年1月放映分の彼女のリアリティTVの中で、キムとロマンスを繰り広げてくれる「ニューヨーク在住のアスリート」を探しており、キムとの話し合いの末、まずガリナリ選手に白羽の矢を立てたのだとか。
しかしガリナリ選手側は、「キムとは是非会ってみたいけれど、彼女とデートしたりリアリティTV番組に出ることに興味はありません。」とキッパリと誘いを断ったそうだ。リアリティTVのスタッフが、キムとデートすればメディアでの露出も増えて、あなたの将来のキャリアにもプラスになりますよと甘い誘いをかけても、ガリナリ選手の答えは断固として「ノー」だったという。
キムはその後、同じ様にリアリティTVスタッフの「マッチメイキング」の手助けを借りて、ハンフリーズ選手と出会ったと思われるが、放映局の『E!』側やNBAチーム側も出会いの「裏工作」があったかどうかは「ノーコメント」を通している。キムは当時、ハンフリーズ選手との出会いについて「友達とニュージャージーにバスケの試合を見に行って知り合った」と、あくまでも自然な出会いであることを強調していた。
ちなみにガリナリ選手は、今年初めにコロラド州に本拠地を置くNBAデンバー・ナゲッツにトレードされ、キムが夢見る「ニューヨークのアスリート」ではなくなってしまった。キムのセレブ生活を描くリアリティTVも、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都会ではなく、自然あふれるコロラド州が舞台ではサマにならなかったことだろう。それにキムとデートして有名になることに興味などない無欲なアスリートであるガリナリ選手は、誘いを断って正解だったと思われる。
つまり、「第2希望」だったハンフリーズ選手と、TV局がお膳立てした出会いがことのほかうまく行きトントン拍子に結婚まで行った、というのがキムとハンフリーズ選手の出会いの真相のようだ。こうなるとキムらカーダシアン一家のリアリティTVそのものが、限りなく「やらせ」に近い過剰な演出に基づくものであることが、浮き彫りになってくる。果たして彼ら2人の結婚も、本当に愛し合っての末なのかどうか、それすら信じられなくなってくるのだから怖いものだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)