赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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11日午前、新北市のバスターミナルに停まっていたバスのトイレの中から、出産されたばかりの赤ちゃんが発見された。妊娠に気付かず、学校や自宅のトイレで出産というニュースも珍しくはなくなったが、この女性は妊娠だけでなく出産にも気付かなかったという。
警察の調べによれば、11日未明屏東から北上する夜行バスに乗った女性(20)は、午前7時半頃腹痛を感じてトイレに行き、6ヶ月程の男児を出産した。その後女性は目的地でバスを降りたが、まもなく倒れ、その場に居合わせた人々によって病院へ運ばれた。そして、午前10時頃バスターミナルに戻ったバスを清掃していた運転手が赤ちゃんを発見した。
女性は出産時の様子について、「何かが滑り出たような感覚はあったが、拾い上げる勇気はなく、気にせず席に戻った」という。バスの通路や座席には出血の痕が見られたが、同乗していた約30人の乗客は誰一人異常に気が付かなかった。
発見当時赤ちゃんはすでに死亡していたという。警察は赤ちゃんが流産だったのか、産後に死亡したのかなど、さらに捜査を進めている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)