女優の坂井真紀(41)が夫、鈴木心氏の写真店についてブログで紹介している。簡潔な内容だが、あまり情報の無い坂井真紀夫婦の様子が垣間見えて面白い。
坂井真紀が映画「ノン子36歳(家事手伝い)」で主演して話題となったのは2008年のことだ。その後もNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」(2009年)やドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」(2010年)、映画「人間失格」(2010年)など数々の作品に出演しているが、以前に比べて露出が少なくなっていることは否めない。
彼女は2009年10月1日に写真家の鈴木心氏と入籍を発表して、先日2011年の8月18日にはめでたく第1子となる長女が誕生した。坂井真紀がそうした生活の変化と女優とのバランスをうまくとっているということなのだろう。バラエティなどにも活発に出演していた頃に比べて彼女の情報があまり耳に入ってこないのもそう考えると理解できる。
そんな坂井真紀がブログ『坂井真紀』で9月7日に「鈴木心写真店/Hidari Zingaro」と題して夫の写真店を紹介している。鈴木心氏は福島県出身の写真家で東日本大震災の前に撮影していた写真にて個展を開催し「直視するべき現実をご用意いたしました」と提起している。
紹介しているサイトでは、2004年に撮った『福島の海水浴場で楽しげに水遊びする水着の女性の写真』が掲載されているが「当時は水着撮影会が行われていましたが今年の震災以降、何人たりも近寄らぬ浜辺に変容しました」と過去の記憶を辿りつつ現実を直視する手法をとるようにも思える。
坂井真紀はそんな夫の個展を「何やら楽しそう。皆様も、お時間あいましたら、ぜひ、鈴木心写真店に足をお運びくださいませ」と薦めている。彼女によると「写真展でなく、写真店」ということだ。
鈴木心写真店は、ギャラリーHidari Zingaro(東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ 3F)にて、2011年9月20日まで開催中とのこと。「夫は、『中野ブロードウェイに住みたい』と言います。私は、『住まなくてもいいんじゃない?』と言います(笑)」というなんだか映画の一幕のような2人のなにげないやりとりに、幸せな夫婦の顔が浮かんでくるのだった。詳細は( http://hidari-zingaro.jp/2011/09/suzukishin/ )にてご確認を。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)