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writer : maki

【エンタがビタミン♪】高島彩、内田恭子の退社理由は同じ? 元局アナが語るフリー転身事情。

昨年末でフジテレビを退社し、フリー転身後も変わらぬ人気でテレビやCMに活躍する高島彩。同じくフリーに転身した内田恭子ら先輩女子アナが、テレビ番組で高島の退社とフリー転身に共感を示した。その話によると、女子アナの退社にはある“共通の理由”があるようだ。

フジテレビの局アナを辞めて現在フリーアナウンサーやタレントとして活躍する女子アナは少なくない。そんな中で内田恭子、千野志麻、政井マヤの3人が9月11日放送された「ボクらの時代」で(元)女子アナトークに花を咲かせた。

千野志麻が「高島もやめちゃったね」と高島彩の退社の件に触れると、政井マヤも感慨深げに「ウッチー(内田)と重なるところがあるよね」と語りだした。政井は高島彩の「やめる前のマックスに忙しい時」を見て、内田恭子がやめる前とダブったと言うのだ。そして、3人が口をそろえて「早朝で毎日の番組は大変よね」と共感していた。

「『なんでフリーになるの?』ってよく聞かれるけど」と政井マヤはフジテレビを退職した理由を語りだした。彼女の場合は出産と共に退社しておりそれが理由ともいえるが、実は彼女なりに迷った末の退社だった。政井は「定年するまで働くと決めていた」と局アナ時代には「私はやめない」と周囲にも話していたことを明かした。しかし妊娠した時に自分を振り返った彼女は「私はどういう働き方をしたらいいのか」を考えるようになったと言う。「社員だと『NO』って言えない。自分で仕事をマネジメントできない」という点で引っかかった。「ちょっとこの時間はすみませんが(無理です)」のひと言が社員だと言いづらいのである。そうした環境では子育てとの両立は無理と判断して彼女は退社したのだ。

千野志麻の場合は「深くは考えずに、局アナだと朝忙しい時があるからやめた」と話した。彼女の夫が自民党の福田康夫氏の甥だったことから、何かと多忙になると考えて忙しい局アナは続けられないと判断したのだ。しかし、彼女はやがて時間をもてあます日々に耐え切れず、ノイローゼ気味になったと明かす。そんな状態を経験した千野志麻は『私は仕事をしないと精神的にバランスがとれない』ことに気づきフリーでの活動を再開したのである。

3人に共通するのは局アナは忙しく、特に「朝と夜のレギュラーで月~金は大変」という認識だ。その為に結婚、子育てとの両立は無理という理由から退職した点は一致する。だが、中には梅津弥英子アナや佐々木恭子アナのように子育てしながら活躍する女子アナも目立つ。政井マヤが「ママアナも頑張っているけどそれもまた応援したい」と言うと、内田恭子も「すごいよね毎日毎日、尊敬する」と感心していた。彼女達の結論としては「子育てを優先して退職するか、局アナと子育てを両立するか、人によってそれぞれだよね」ということに落ち着いたようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)