エンタがビタミン

writer : eri

【エンタがビタミン♪】「初ライブは観客0人」「キャッチフレーズは“田舎もんばい”」。実は苦労人の福山雅治。

『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)の「動画CHAMP」のコーナーでAMEMIYAが届けた「福山雅治に捧げる歌」。この歌詞の中に、福山の新人時代のエピソードが盛り込まれていた。今の福山からは考えられない若き日の福山雅治エピソードとは?

今では「彼氏にしたい男性」「結婚したい男性」など様々なランキングで1位を獲得するほど人気者の福山雅治だが、若い頃は今では考えられない程の苦労をしてきたようだ。そんな彼の若き日の苦い思い出を芸人のAMEMIYAが歌ネタで披露した。

『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)の「動画CHAMP」の中でのAMEMIYAの歌ネタは、こんなことまで良く調べたと言われる程、アーティストの細かい情報まで集めている。今回も知られざる福山の過去が明らかになった。

今回AMEMIYAは福山雅治の故郷である長崎県・稲佐山から歌を届けた。その歌の中に「東京初ライブは観客ゼロ」「デビューシングルの売り上げはたったの2800枚」という歌詞があり、今の福山からは想像できない事実が次々と歌われていった。デビュー当時の福山のキャッチフレーズは“田舎もんばい”だったことを取り上げて、「それじゃ売れない」と皮肉も。さらに、人気が出てきてから地方でコンサートをした時に、中学時代の憧れのマドンナと再会した福山。福山が声をかけるとそのマドンナに「あら“福島”くん」と言われたことなど、マニアックなネタまで盛り込んでいた。

今では役者、歌手、写真家と様々なジャンルで大活躍している福山。故郷の長崎県では5万人を無料招待してコンサートを行うまでになった彼も、売れるまでは苦労をしていたということだろう。

歌手を目指して上京した福山だが、デビューは1988年映画『ほんの5g』での俳優デビューであった。その後もドラマ『あしたがあるから』などに出演し俳優のイメージが強くなった。しかし、本人はあくまでも歌手志望だったので、若い時はドラマに出ることを好んでいなかったという。1994年発売のシングル「IT’S ONLY LOVE」で初めてオリコンチャート1位を獲得。この頃から俳優だけではなく、歌手としても認められたと言えるのだろう。

しかし、福山のキャッチフレーズが“田舎もんばい”とは驚いた。AMEMIYAも言っていたが、確かにこのキャッチフレーズでは売れないと感じてしまった。20代の頃は二枚目俳優のイメージが強かった福山。ラジオ『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)などで下ネタを連発する気さくな兄ちゃんのイメージが付いてから、より一層人気が出てきたように感じる。時代と共に、芸能人に求められるものが“憧れのイケメン”よりも、“カッコイイけど気さくな人”に移行してきたということなのかもしれない。とは言え、福山雅治は世の女性達からすれば、やはり手の届かない憧れの人であることは間違いないのである。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)