9月20日に開催されたAKB48の第2回じゃんけん大会は篠田麻里子が優勝したが、総選挙での選抜メンバー上位陣の多くが今回は選抜16位を逃す結果となった。総選挙9位の指原莉乃もそのひとりなのだ。彼女はじゃんけん大会を終えた心境をブログで語っている。

AKB48の『24thシングル選抜じゃんけん大会』では16位までが12月発売の新曲CDに参加できる。1位の篠田麻里子をはじめ、峯岸みなみ、秋元才加、小嶋陽菜、河西智美、北原里英らが総選挙で選抜21位メンバーの中で今回も16位に入ることができた。

一方で前田敦子、大島優子、柏木由紀、渡辺麻友、高橋みなみ、板野友美、指原莉乃、松井玲奈、宮澤佐江、高城亜樹といったメディア選抜12位のメンバーが、じゃんけん大会では16位以内に勝ち残れなかったのだ。

昨年のじゃんけん大会でも同じような状態となり賛否の声が聞かれた。だが、ファン投票による選抜総選挙に対して違った結果が出る可能性こそがじゃんけん大会の醍醐味とも言えるだろう。今年の総選挙では昨年19位から9位へと大躍進を遂げて人気も急上昇している指原莉乃が、ブログ『指原クオリティー』でじゃんけん大会に触れている。

指原は「お灸した！」と願をかけたのか、腕にお灸をすえてじゃんけん大会へ臨んだ様子を写真で紹介している。じゃんけんを行った結果を彼女は「うっちーの運だけ吸って負けてしまいました」と初戦では内田眞由美に勝ちながら、2回戦で敗退したことを報告した。内田眞由美といえば昨年のじゃんけん大会王者である。指原はその内田に勝って期待を持たせながらも2回戦で前田亜美に敗れたのだ。読者からは「1位に勝ち、次でアッサリ負ける…やはりそこは、指原でした」、「驚異の『運吸収率』ですね」、「うっちーに勝ったときおもわず爆笑しちゃったよ。また次回がんばれ！」とそんな彼女を応援するコメントが7000件以上も届いているのだ（9月22日午後1時現在）。

指原莉乃は最後に「たのしかった！　まりこさま、おめでとうございます!!」と勝者、篠田麻里子へ言葉を贈りながらも、少し寂しげな表情の写真を掲載している。こんな顔をされてはファンも応援しないわけにはいかないだろう。大島優子、前田敦子と共にブログランキング上位をキープする彼女の人気は、じゃんけん大会に敗れても上昇を続けそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）